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2016年01月06日19:40

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見知らぬ歴史を振り返る

「ヒーローたちを描いた数多のフィクションが現実を含有していたのなら、
彼らについて描くことはすなわち現実を描くことに他ならない」

脚本の會川 昇のこの言葉が切っ掛けで
この3ヶ月、ひっそりと『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』を追いかけてきた。
描かれようとした現実をどこまで垣間見ることが出来たかまるで自信が持てないけれど、
公式サイトのコラムとかで追補してくれるのを追いかけたりとか
テーマ性重視でアニメ見る人間としては、ぼちぼち楽しませてもらった
(視点が違う友人には、こっぴどく不評だった)。

上手くまとまらないので以下雑感。
二期終わったら改めて。

・アースちゃんが良かった。
魔女に誑かされて見た家族の夢を追い求めちゃうレスキューヒーローで
オマージュ元が鉄腕アトムとか、割と分かり易い感じ。
一期最終話で前触れなく損壊してたのもチャームポイント。
氷川へきるデザインなので、ほうぼうからベッキーにしか見えないとのお言葉も。

・非常に人気がなく、さっぱり話題にならなかったので
一期で済ますんだろうけど尺足りるのかなー、とか思ってたらちゃんと二期までやるそうで。
相変わらずボンズは金にならない仕事しかしないなあ。

・一期の締めは学生運動というのが、なんとも言うか、さもありなん。

・ネット配信で見てたけど、
いつでも見れると後でいいやってなっちゃって、つい見逃しそうになる。
いつも気合い入れて観てたから、かなりしんどかった。
でも、作業しながらは観たくないアニメなんだよなぁ。


20160115追記
他所のブログで、アースちゃんについて
「アースちゃんが嘘の魔法で見た夢は、アースちゃんの本質が他者の苦しみを必要とするものではない世界であり、その象徴としてアースちゃんの存在を全肯定する家族がいるという幻想です」
と言及してた。
なるほど。
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