mixiユーザー(id:196524)

2015年12月30日00:08

569 view

俺ガイルe

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。e」感想
俺ガイル続BD特典6冊目です。
以下ネタバレ注意。

10巻本編とは大分話も変わってきていたので葉山とのマラソン問答は無くなるかも…、とも思っていたのですが、きっちり入れてきましたね。会話の内容は全然違ってますが。

何というか、今回もとても「はやはち」でした。
ラストは「八幡と結衣」との関係性描写になったものの、途中までは完全に「八幡と葉山」の話でしたよ。
「彼女たちのことはまだわからない」とか言いつつ、「彼女たち」より葉山と話すことを優先するのは一種の逃げと言うか迂回という気がしないでもないですが、
まあ、葉山は八幡の対比役だし、八幡が自分の事を考えるなら「鏡」のように葉山の事も考えざるを得なくなるんでしょうね。


今回で「10巻」に当たる部分は最後までいったので(打ち上げはやってないけど)、特典最終巻は完全に未知の領域になりますが、最後は八幡の抱える恋愛トラウマ問題にもうちょっと踏み込んで終わりな感じでしょうか。
残り100ページ足らずで「決着」まで行くかはまだ懐疑的ですが。
普通の主人公なら今回の話の後は結衣と引っ付いてエンドとなりそうなものですが、恋愛に対して亀の歩み過ぎる八幡が残り100ページ足らずでそこまで行けるとはとても思えないですしねえ。

さて、ここまでは「年末から新学期にかけて」の話で、基本的には「10巻」の展開をなぞりながら話が進んできましたが、本編との差異を大雑把に以下にまとめると…

1.八幡が本編より早く自分の恋愛問題に向き合いつつある。(まだ向き合ったとまでは言えない)
2.雪ノ下母と会わなかったので雪乃の家庭問題が浮上せず、「保健室」が無かったので八幡と雪乃の関係性が大きくは変わっていない。
3.「噂」に結衣が加わったことで八幡の結衣への意識のウェイトが大きくなり、「保健室」が無かったので、結衣が三角関係をあまり意識していない。

…というところでしょうか。

主人公である八幡の恋愛トラウマに対する描写としては、9巻までの流れからするとこちらの方が9巻までの流れからよりストレートに繋がってる気もしますが、
雪乃の問題が消し飛んでいるあたりは、やっぱりあくまで「特典」だなあとは思います。

とまあ、特典で別ルートをやることに「なんだかなあ」な感情があるのは置いておいて、
とりあえず結衣スキーとしては、ラストのイチャイチャ治療や「優しくない女の子は、もう嫌いではないけれど」はよいニヤニヤではありました。
不器用な包帯でも「俺にお似合いの勲章だ」とか思っちゃうあたりはいいですね。
傷口を救急箱で攻撃するガハマさんがヒドくて素敵だ(笑)
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年12月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る