mixiユーザー(id:33120836)

2015年12月22日23:59

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プラスとマイナス

PCの買い替えを考え始めて、情報収集をしています。バイクでも似たようなことを書きましたが、やはり市場が縮小して来ると「お買い得品」がなくなるようで、前回購入したのと似たような位置づけの製品が倍近い金額を出さないと買えそうにありません。まあ、私が多くの買い物でやっているのは、マーケティング用語で言うチェリーピッカー、おいしいところだけつまみ食いするような(赤字の特売品だけ買って、利益が出る商品は買わない)行為ですから、そういう買物が出来ないからと言って文句を言う筋合いはありません。納得できるコストパフォーマンスで出せる金額なら素直に買うことにしましょう。

先程チェリーピッカーと言う言葉を出しました。マーケティングで使う場合は、どうやってそういう行為を防止するか、のような否定的文脈で語られることが多いのですが、お買い得品のすべてが否定すべき存在ではありません。基本的には、在庫を抱えるよりは商品を入れ替えたいと言うのが特売の理由で、それで売れないよりは現金にして次の取引ができる方が得だから行われるのです。もちろん、適性利益(もしくは暴利)の得られる売り方ができればそれに越したことはありません。それが出来ない時に安くして買手が現れたほうがまったく売れないよりはマシであることは当然です。ただ、実際には、そうやって安く買えることを期待すると高いときに売れなくなるということも起こり、いわゆるデフレ的な状況が生まれます。これは一時的な影響ではありますが、その一時的、を耐えきれるかどうかは場合によりけりで、縮小均衡を続けながらゆっくり死んで行くことを選ばざるを得ないことも起こります。

結局のところ、世の中の様々なことと同様にチェリーピッカー的な行動も(売手にとってすら)悪いことばかりではないのです。と、そんなことを言いつつ、もともとケチだから金を出し渋り、悪いことをしているわけではないと納得できて安心しているだけですね。
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