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2015年12月13日17:52

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ハッピーエンドの選び方(The Farewell Party)


 


 人生の最期の選び方というテーマをユーモラスに描き、第71回ベネチア国際映画祭で観客賞を受賞したイスラエル映画。老人ホームに暮らすヨヘスケルの趣味は、みんなの生活を少しだけ楽にするユニークなアイデアの発明。望まぬ延命治療に苦しむ親友からの依頼で作った、自らスイッチを押して苦しまずに最期を迎える装置が評判を呼び、安楽死を望む人からの依頼が殺到する。そんな中、愛する妻レバーナに認知症の兆候があらわれ、ヨヘスケル自身が、最愛の妻との死をどう迎えるかという現実と向き合うこととなる。(映画.comより)







 ここに来てイスラエル映画。原題、書けません(笑)。でも、本当に同じような問題は、国を問わず存在するのですね。ただ、ここに登場する老人ホームは、とても快適に見えました。もちろん映画で見ただけですし、今回はそこが争点ではないので、現実とは違うかもしれません。

ともかく、泣いて笑って、本当によく出来た映画でした。取り扱う問題は非常にシリアスなのですが、随所にユーモアと笑いを織り込み、爆笑すること請け合いです。うまいもんです。

誰しも苦しんで生きていたくない。また、体は丈夫でも、相手のことがわからないくらいになってまで生きていたくない。みんなそうだと思うのですが・・・。

永遠のテーマだとは思います。今の日本でも、高齢化が深刻で(しかもこれからどんどん増える)毎日暗い話題ばかり。少し前まで「長寿はめでたい」と言われていたのに、これほど問題点ばかりをあげつらわれたのでは、これから歳を重ねるものは生きていられない。まだ他人事に感じられる若者はいいけれど、私のようにこれから老人になる人はどうすればいいのか。ちょうど第二次ベビーブームに近い年代の私は、「右を向いても左を向いても老人」なんて時代に差し掛かり、若者に「またババアが歩いてる」とかって石を投げられるんじゃないかと怯えるわけです。

このまま先細りするのは目に見えている。爆発的な老齢人口が社会の足を引っ張るのでしょう。社会のお荷物になりたくない。でも、歳は取る。

実際のところ、大笑いしながらも、見終わった後は心にずっしりと来るものがありました。「現実的にどうしよう」って。でもなぁ・・・こんな装置が市販されていても困ると思うしなぁ。

ま、ともかく、一元的に論じられる話ではないのですが、映画は大変よくできていました。お勧めです。

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