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2015年12月10日19:11

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ドナルド・トランプ氏の本質

ここ2・3日のアメリカはドナルド・トランプ氏の爆弾発言で大騒ぎ。「イスラム教徒は一時的に入国禁止にすべき」云々。さすがにアメリカでも排外主義的な主張はマジョリティにはなりえないので、このままだと大統領選に負けるだけでなく、同時に行われる連邦上院と下院の選挙にも影響が出るのではないかと共和党関係者はオロオロしている。
事態をさらにややこしくしているのは、トランプ氏の支持層は基本的に同氏の発言に賛成していること。つーことは、共和党支持層のかなりの部分が排外主義者だという意味でもあるのだね。

こうした事態をどう考えればいいのかと思っていたところに、この記事を読んで思わず膝を打った次第。英語で恐縮だがリンクを張っておく:
http://www.nationaljournal.com/s/125790/polls-may-be-underestimating-trumps-support

ナイジェル・ファラージ(イギリス独立党党首)やヘルト・ウィルダース(オランダ自由党党首)のアメリカ版がトランプ氏であるという主旨。確かにそうだよねえ。支持層も主張も相当に近い。日本で言えば橋下徹の立ち位置に近いかも。
アメリカが困っているのは、こうした主張を大声で叫んでいるのがマイナーな政党ではなく二大政党のひとつで大統領選の候補者になろうとしている人物であることだ。

■トランプ氏発言、イスラエル首相が批判 英仏も反対表明
(朝日新聞デジタル - 12月10日 11:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3753093
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