夫婦別姓

自民党の中の保守派は「夫婦別姓制度は家族崩壊につながる」として反対しているようだけれど、さっぱり意味が分からない。いま検討の対象になっているのは夫婦が別々の（つまり結婚前の）苗字を選べる「ことができる」という話で、「選ばなければならない」ということではさらさらない。仮にこの制度が施行されたとして、大部分のカップルが同じ苗字を選ぶことだろう。個人の選択の自由を拡げることが嫌だというのは、よほど庶民の良識を信じていないということかと。そうした有権者に選ばれているのが自分自身だという自覚がおありなのだろうか。

そもそも日本の現在の民法の基となったのはドイツの民法で、ドイツでも昔は「妻は夫の氏を称する」ということになっていたのだが、1993年の民法改正で選択的夫婦別姓が認められることとなった。ドイツでは家庭崩壊が起きているのでしょうかねえ>保守派の皆さん

■夫婦別姓に賛成51%、毎日調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3747428