mixiユーザー(id:4457508)

2015年12月02日23:36

1180 view

宇宙刑事ニコ生同窓会 イベントダイジェスト その4

―――アニーの衣装について。アニー役が決まった時、パンチラがあるという説明は受けたか?
森永「ないです(即答)」
森永「タイツもしょっちゅう破け、薄くなっていた。時に生足で撮影していたこともある。撮影で足がアップになると、破けてるのが見えるから『破いちゃえ』となった。膝をつくことが多かったのが大変だった」
渡「アスファルトの上で生足ついてごらんなさいよ、暑いから」
森永「何かにつまづいて、完全に体が動かなくなってしまい、先輩におぶってもらったこともある」
渡「伊賀電は、ジーパンの下にサポーターを入れていた」
國米「昔のヒーローがよくしている、指の先端だけが開いているグローブは伊達や酔狂ではなく、本当に手を守るためにあれが必要だったからしていた」
渡「女子は大変だ。男でよかった」
森永「アニーは、変身したヒーローとも共闘していた。凄くキャラクターとして酷使されていた」

―――シャイダーの時、國米氏はどのようなことをやっていたのか?
國米「クビライの造形や、澤井監督のシンデレラ回で、シンデレラに掃除させるなどの指示を出したりもした。(演出プランなどに納得がいかなければ)監督に食いついて怒られたこともある。それで気まずくなって、スタッフルームに澤井監督がいたが、挨拶せずに素通りしようとしたら、澤井監督から『俺のスタッフルームを素通りするとは何事だ』と怒られたこともあった」
國米「今は、デジタル技術が発達していて、監督が事前に『これとこれとこれが欲しい』といえば、撮影開始時点でそれが出来上がっている。これに対して、シャイダーの時代は、突然、1話だけ監督の思いを越えた傑作に仕上がることがある。スタッフのたまたまの頑張り、たまたまのかみ合いが、その場にあったために起きること。今は、そういう『監督の能力を越える奇跡』は起きない。監督の指示だけではなく、自分で考えてガジェットをいろいろ用意していたからだ」

澤井「今は、当時と比べれば技術は進化しているが、安っぽいけど味がある、安っぽい知恵というのが面白かった」

澤井「ビーファイター時点でも、そういう味はなくなりつつあった。遊びの知恵がなくなった感じがあった。アクションや技術は頑張っているけど、知恵の巡りがない」

―――宙明先生の生歌が流れたような、神懸った何かが今はなくなっているということか。

―――澤井監督は、過去に子供番組をやった経験はあるか?
澤井「助監督になったことも、スタッフになったこともない」
―――急に吉川(進P)に呼ばれたと聞いたが
澤井「吉川さんも魔がさしたんじゃないか?(笑)」
澤井「子供番組のノウハウを知らないままいたが、例えば同じようにノウハウを知らなかった蓑輪雅夫監督などは、同じカットを3回重ねると、そんな意味のないことをしてどうすると怒る。自分はそこいらはある程度柔軟にまとめていた」
澤井「監督にも2タイプあって、アクションなどを自分で演出したがるか、アクション監督に任せるかの違いがある。自分は、アクションに関しては金田(治)さん任せだった。金田さんに流れだけ作ってもらっていた」

つづく。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する