珍しく、臨時停車を公表。

鉄道各社では、普段は快速や急行などが停車しない駅でも、
イベントなどがあり、乗客需要が多いと判断して、
前もって臨時に停車させることを計画し、実行されることよく行われています。


例えば、近鉄大阪線の長谷寺（はせでら）駅には普段急行は停車せず通過しますが、
今週末は長谷寺もみじまつり来場客の便宜を図って臨時停車させるそうです。

またＪＲ各社でも臨時停車が行われていて、
時刻表にはその旨きちんと掲載されていることもあります。


もちろん、事故やダイヤ乱れで臨時停車させることもよくありますが、
そうしたケースはやむを得ないものして、公表されません、というかできません。
しかし前述のように予め計画してあるものは、
たいていはホームページ（ＪＲの場合紙の時刻表でも）等に公表し、
利用を促進するのが常道です。


ところが名鉄だけはその「常道」が通用しない会社です。
というのも、実は名鉄では臨時停車が盛んに行われていながら、
ホームページなどに公表されていないことがよくあります。

具体的には、２月３日の節分の日には、
日中時間帯の急行が本笠寺に臨時停車します。
そうでありながらこれはホームページには掲載されることはなく
１０年ほど前１度だけ掲載されていた程度です。


他にも、２０１０年にイオンモール新瑞橋のオープンの際に、
呼続に急行・準急が臨時停車したこともありましたが、ホームページには一切情報がありませんでした。



近隣の駅に表示すれば事足りると現場は考えているのかもしれませんが、
このご時世、ネットにも情報を掲載するのが常識、
その常識が通用しないのは何事だと、
たびたび私もブログやツイッターで批判を繰り返してきました。




ところがそんな名鉄のホームページにも、
１２／４〜６のりんくう常滑に一部特急臨時停車（イオンモール常滑オープンに伴う）、
１２／６の中京競馬場前に一部特急・快特臨時停車（中京競馬開催）の情報が載りました。


この調子で、今後の臨時停車も公表していくのが望ましいところです。