フランスのテロの報道が続き暗澹たる思いの中、
今度は身近なところで昔の卒業生から
白血病で緊急入院のメール。
ネガティブな知らせが続くと「私は何をしたら?、寄付?、お見舞い?」
と揺れる心の振り子を落ち着かせるのは
「癒し」という日本語を創り出したという
ある文化人類学者が若い時に書いた本の中の文章。
それは彼が高校生の時に携わっていた在日韓国人の救援活動で、
そのリーダー格であった高史明氏(作家)に
高校生であった上田氏は
「世界のいたるところに貧困や戦争や自然破壊があるのに
自分たちは政治犯の活動だけ していていいのでしょうか?」
という疑問をぶつけたら下記のように言われたそう。
↓
「確かに世界中に限りない問題があります。
問題があるところには必ずそれをどうにか解決しようとしている人がいます。
戦争に反対している人、差別をなくそうとしている人、
そして君たちのように政治犯の救援をしている人。。。。
でもそれらの人びとはみな違ったことをしているように見えて、
実は深く繋がりあっているのではないでしょうか。
だから君たちは君たちの出来ることを日々していることで、
この世界全体と関わっていることになるのです」
〜上田紀之(東工大学大学院教授):著
『覚醒のネットワーク』(講談社+α文庫)より〜
とはいえ、だからといって自分のプロフィール写真にトリコロールカラーの
国旗を重ね合わせるというフェイスブックの呼びかけに
ボタン一つで応えることには違和感を感じる私。
日々自分の仕事と暮らしをしっかりやっていくこと、
これが庶民の強さだし、そうした庶民で世の中は廻っているのだ。
さて今晩は明日からの出張の用意をし、明日から初の地、
三河安城!→
http://ameblo.jp/oneself2012/entry-12089909232.html
【補記】
(1)11/19(木)〜11/21(土)まで出張で不在となります。
発送やメール対応は11/22(日)以降になりますことを
ご了承ください。
(2)会社のHPを11/13付けで更新
http://homepage2.nifty.com/oneself2001/
(3)公開講座のカレンダー
http://f.orion-angelica.jp/oneself_apply/#googlec
(4)この内容とはまた違う観点で綴る
「ワンセルフカードの広場」
http://ameblo.jp/oneself2012/
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