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2015年11月15日23:17

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プロジェクト・ブルー

昨日がTOHOシネマズデイで安くなるということで、上映作品を確認したらまさかのジョン・ウィック終了。他にさほど観たいものがあるわけでもなく、今回は泣く泣く諦めておうちでDVD鑑賞。


・ダブルヘッド・ジョーズ

もちろん、ある程度のクソさは想定内、というより自分がこの手の映画を観るときは、クソさゆえの突き抜けっぷりで笑わせてもらおうという目的があるわけなですが、それにしても限度というものが。
ハルク・ホーガンの娘ブルックを主人公に据え、タイトル通り2つの頭を持つサメにアホ学生がガブガブ喰われるというたいへん偏差値の低いものであるわけですが、本当に喰われ要員でしかないのでブルック、オタク青年、引率の教授、脳筋馬鹿以外の区別がつきません。サメの頭の数に合わせてか人数だけはやたら多く、普通の映画は1人になったところを襲われるのがお約束ですが、主に2人になったところで襲われたりします。
後半の小屋のシーンで生き残りたちがまとめて雑に捕食されたりするので、たぶん人数多く出し過ぎて、バランスよく減らせなかったんだと思います。
サメそのもののCGはまあまあですが、水中での捕食がこれまた雑に血煙でごまかそうとしています。一応、一人を上半身と下半身にわけて食いちぎる、なんて良いゴアもあったんですが…
ストーリーもいい加減で、前半に意味ありげに出てきた拳銃がクソの役にも立たなかったり、何というか途中でやる気無くしちゃったの?
お姉ちゃんのおっぱいは非常に良おっぱいでした。


・X-MEN ファイナル・ディシジョン

X-MENシリーズ、最初の三部作の完結編。にしてはどうにも不満点が残ります。
一番駄目だと思ったのは、この作品の重要なテーマであったミュータント(=マイノリティ)と人間との対立関係の処理の仕方。X-MEN側がキュアを武器にしたら駄目なんじゃないか?(戦術としては最善手だけど)最後、ビーストが懸け橋になってめでたしみたいに描かれているけど、対立を埋めようとする積み重ねが全く見えなかったので取ってつけたよう。キャラ個人個人のエピだけではなくコミュニケーションを描かないと、説得力がないんだよなあ。
群像劇としてみるのが正しいのかもしれないけど、それぞれの流れが一本にまとまるようでまとまらない。そもそもキュアを狙っているブラザーフッドに対して、ジーンを取り戻したいX-MENと目的がズレてるので最終決戦も何となくちぐはぐに見えました。マグニートーとパイロのコンビネーションとか、バトル描写自体は素敵だったので余計に残念。
しかしどの局面でもそこそこ善手を打ってくるブラザーフッドに比べて(マグニートーも最終戦でとっとと最大戦力を投入すれば勝てたのに)、単独行動か総力戦しか知らないX-MENがわの無策っぷりたるや。ストームは元々が強すぎるので、いつも無力化されるなあ。
サイクロップスとウルヴァリンは仲直りできないままでしたが、ジーンを演じるファムケ・ヤンセンの魔女顔がヒロイン向けじゃない、というか個人的には魅力的には見えなく、あまり感情移入できず。
ミスティークをあんな扱いにしたらああなるだろ、と思っていたら、さらに裏をかいてきたのは良かったです。
今回、原作もへったくれもなくメインキャラもどんどん死にますが、ぶっちゃけ物語の本筋にあんなに多くのキャラクターは要らないので、脇役たちの扱いがかなり微妙になってる。エンジェル・リーチ・ジャガーノート・サイロックとか。
映像もアクションも今までで一番派手で観ている間は楽しかったけど、観た後に何も残らない。B級映画ならそれでもいいけど、X-MENのカンバンでそりゃないよ。
次作「ファースト・ジェネレーション」は評判が良いようなので期待しています。
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