mixiユーザー(id:363005)

2015年11月10日14:25

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日本語放送の盛衰

いまロンドンで泊まっているところは、その昔に千昌夫がオーナーだったと言われているホテル。若干くたびれている感は否めないが、基本的には立派な造り。部屋も広くて快適。ロンドンにしては料金もリーズナブルなほうなので、当地出張の際には定宿にしている。
部屋で観るテレビのチャンネルも50以上ある。英語の次に多いのがアラビア語というのも何というか、今のロンドンを象徴している。そんな中で日本語のチャンネルが1つだけある。JSTVという名前で、ヨーロッパ全域を対象にサービスしている衛星放送。NHKと民放の番組が半々くらいの内容。その昔オランダに駐在していた時も自宅で見ていた。今回は時差ボケで目覚めてしまう真夜中に見たりしているのだが、どうにも違和感があるのが映像。HD規格ではないのだ。
おそらくサービスを開始した当時のインフラをそのまま使っているのだろう。契約者数が伸びないと聞いたことがあるので、新たな投資をする余裕もなさそう。日本企業の駐在員の数も減っているだろうし、そもそもテレビ番組というコンテンツ自体の魅力が相対的に薄れている時代でもあるしね。なんだか寂しいけれど。
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