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2015年09月22日04:27

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戦争反対は誰でも言える

「春秋に義戦なし」である。これはこの世の真実である。だから誰でも、老若男女、賢愚、君子小人の違いなく、誰でも平等に、戦争反対と言えるし、間違うことはない。

賢愚の境は、その理由に、論理があるかどうかである。現実と整合しているかどうかである。

もし、「安保法案は憲法違反だから、九条改正からやれ。もしくは憲法改正も行え」というデモならば、私は喝采しよう。

もし、「安保法案は憲法違反だから廃案せよ、九条を改正するな」というデモならば、私は侮蔑する。

このデモの参加者は、九条の旗の下に、死ねと国民に言っているのか、そうでないのか。

命を最上のものとしているのか、九条を最上のものとしているのか。

もし九条を最上のものとしているならば、彼らは徴兵制を肯定しないといけない。

なぜなら、徴兵制は、国の都合で国民に労苦を強制し自由を奪うから否定するのである。それは九条を押し付けることによっても発生しえる。徴兵制による労苦の強制を否定し、九条厳守による労苦の強制を肯定するのは、筋が通らない。

そこまで彼らは考えているのだろうか。彼らはSEALsのようなアホではなかろう。考えていてほしいものである。

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小林節教授は、安保法案にかかわる論争は、神学論争であると言っている。それは為にする議論である。議論のための議論である。現実はそうは行かないのを知っている。だから小林教授は前々から、九条を変えろと述べている。私も同じである。

しかし、中国の南沙諸島への進出、第三世代以降の戦闘機の配備数の増加、AIIBなどに代表される、世界秩序への挑戦、アメリカの軍縮・厭戦気分などの現実を見れば、今すぐに行わないといけないことは間違いないのである。

安倍首相は、それを国民に示してほしい。そうすれば、九条を改正することもできるだろう。もしそうしないのならば、それはわれわれ日本国民を信用していないことになる。

私は、日本国民が信用されないのは、当然だと考える。その理由は、SEALsなどの、アホが目立っているからである。

次の選挙で自民党が議席を取れば、そのときこそ憲法改正ができるだろう。

安保デモ 横浜で大学生ら参加
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3626367
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