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2015年09月17日00:26

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ダン対セブンの決闘

8月に続き、9月も観に行きたい映画が盛り沢山。今年は当たり年だなあ。



・ウルトラマンサーガ

以前のウルトラ映画の感想の時も書いたのだけれど、自分は昭和のシリーズが大好きで、平成のシリーズは全く見ていない。なのでダイナ、コスモスとゼロがメインになる今作も観るつもりはなかったのです。ましてや主人公を演じるのがDAIGOで地球防衛軍メンバーがAKBという時点で不安しかなかったわけですし、ネットでの評判は良かったものの正直期待せずに鑑賞いたしました。いや、先入観と偏見で馬鹿にするもんじゃないね…(しみじみ)非常に楽しかった!
怪獣の数こそ4匹(バット星人除く)と少なめなものの戦闘パートはどれも良い出来。そしてハイパーゼットンのフォルムが、ゼットンのテイストを損なわずに現代風なデザインになっていて非常にいい出来。高速バトルはウルトラマンぽくないなあと思ったけれど、最近のシリーズはどうなのかね。
AKBの演技は意外と及第点だが、リーダーを演じた秋元才加は出色の出来。何故、女子たちが防衛軍やってるこか、という不自然さにも納得のいくアンサーが用意されていました。DAIGOはもうDAIGOでしかなかったけど。
バット星人のやり方が妙にしょぼいとか、サーガのデザインがちょっと…とかパラレルワールド設定広げると収拾が…とか細かい気になる点はありますが、食わず嫌いは良くない、と気づかせてくれた良作でありました。
でも平成シリーズ観ていた方がもっと楽しめたのかなあ…



・清須会議

時代モノ、特に著名な人物を取り上げる場合、完全なファンタジーや異聞でなければ、大筋と結末はもう決まっているじゃないです。
そういう映画の面白さというのは、そこまでどう展開するのか、という過程の面白さなわけです。この作品においても、会議場での丁々発止とした会話劇が楽しめるのではないかと期待したのですが…イマイチでした。
タイトルは「清須会議」ですが、会議本番そのものは実にあっさりと終了します。主軸となるのはしそこに至るまでの、秀吉と勝家の根回し合戦であり、それがかなり盛り上がりに欠ける。主に勝家が馬鹿なのが理由で、このせいで駆け引きも緊張感もあったもんじゃないです。
また、コメディ部分もさほど面白くなく、ただ役者さんの演技はみんな良かったために、微妙にダラリと時間が過ぎていきなんだかモヤモヤ。会議で決着がついた後のエピローグ的展開もかなり長めで、入れたい場面を全部入れちゃった感がありました。
主要人物4人は抜群の演技で、特に池田恒興(佐藤浩市)のいかにも現代風な処世術に長けた人物像や丹羽長秀(小日向文世)の「優秀な苦労人」ぷりは抜群でした。4人の他にも、色々と言われている剛力彩芽さんも非常に良く、特に最後のおっかない笑顔は出色であったと思います。
ちょっとハードルが上がっていたのと、三谷流コメディが肌に合わなかったのかな…つまらないとまでは言わないですが、(自分には)なんともゆるいコメディでした。
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