いやいや驚きました……まったくもって盲点をつかれたというか、イメージ的にで電磁波ひとくくりにしていた大きな間違いの修正を迫られ、急遽、屋内の2カ所に、電磁波を消去するシステムを導入……
電磁波の消去をもう少し正確に言うと、これは電界の消去、すなわちアースをしっかり取るという単純なことに尽きることになってきます。
携帯電話や電磁治療器具、ブラウン管、電子レンジなどから放射される電磁波については漠然としたイメージがあって、なるべく浴びないようにしないとというのはほぼ共有できる理解になってきてると思うのですが、しかし、最も単純な電界の処理についてはものすごく無意識になっているというか、あまりにも日常生活に溶け込んでしまっているために、もう問題だとも認識しなくなってしまっていたことに、驚かされたのでした……。
電磁波吸収サボテンを、パソコンのモニターの近くに設置し、さて、どれだけこのサボテンが電磁波を吸収するかを調べられると喜んでいたのはつかの間、完全に、当てが外れてしまったのでした。
近くに住んでらっしゃる業者の方に来てもらい、さっそくオフィスの電磁波を測定してもうらうことに……パソコンのアダプターまわりは強いと聞いていたので、特にそのあたりに興味があったのですが、いやいや、驚きました、、、、、
もっとも深刻な電磁波障害は、実は電化製品であるよりも、屋内に縦横無尽に張り巡らされている電気配線そのものから常時発せられている電界……これが壁やら柱やらを伝い、床にまで到達しているのです。電化製品がコンセントと電気コードでつながっている場合、たとえ電化製品をONにしていなくても、コードがつながっているエリアは、かなり強度の電界が這う様にして広がっているのです……それを精密な計測器を用いてひとつづつ点検してゆくと、これはむ、む、む、む、む〜〜〜
電磁波というのは、電界と磁界がチェーンのように互いにリンクし合いながら遠くへと運ばれるイメージがあったのですが、電線を伝わってくる交流電流の場合、磁界の方は、電化製品をONにさえしなければ発生せず問題ないのに対し、電界の方は、OFFにしてあっても、配線が引いてある全域にかなり強力な電場を翼のように広げているそうなのです……。
200ボルトで送電しているドイツやスウェーデンなどでは法的規制が厳しく定められているために、感電防止の目的もあって、必ずコンセント側にも電化製品側にも、プラスとマイナスの差し口の上にアース用の端子がついているのですが、100ボルト送電の日本ではアースのシステムは軽んじられており、一応、家電製品にはアース用のコードがついていても、パーフェクトな接地は行なわれていない場合が大半とのこと……。
感電防止のため、、、、、というと、何となく納得できるのだけれど、あからさまな感電でなくても、きちんとアースされていない屋内配線やコンセントから伸びている電気コード類から放射されている電磁波(電界)の量は、ちょっと侮れないほど高いもののようです……
電化製品が増えた現代では、一昔前と比べて、屋内配線の量(総延長数)が5〜6倍にも伸びているため、気づかぬうちに、かなり強烈な電界のなかで日常生活を送っているということになってしまいます……
それをドイツ製の精密にボルト数が測れる計測器で数値を見ながら確認してゆくと、我が家の場合、パソコンまわりは、パソコンをONにしていようといまいと、50V/mのハイスコア。
隣に置いている電話機やプリンターなどはUSBコードで繋がっているために、全部一塊の電場を形成しており、それを乗せているデスクの角っこまでもが、すべて高い電界の出先のようになっており、その一部にでも手が触れたとたん、ぼくのからだもすぐさま50V/mの高い電場に包まれてしまいます……
この電界だけが突出した電磁場は、静電気と性格がそっくりということですから、高圧の静電気の袋のなかで生活をしているようなもの……いわゆる、電磁波防止グッズなど、なんのつっかい棒にもならず、もちろん、サボテンのセレウス君もなんの防御にもなっていませんでした……
トルマリンやセレウスは、もっと微細なレベルの電磁波を吸収してるのだ、、、という論もあるかもしれないけれど、それはそれとして、今、目の前にあるあまりにも歴然とした、この日常化している高度の電界被爆の現象をどう処理すればいいのか、、、、、つまり、アースされていない静電気の固まりを流しさる筋道をつけてやらないといけないということなのですが……
で、業者の方がもってこられた電界吸収のグッズをコンセント近くにとりつけ、パソコンまわりの電界がきちんとアースされるように設定してもらった上で、再計測してみると、見事に、数値はゼロになりました……
あぁ、、、、ホントにこれでパソコン回りは完全に楽になった……ことがあまりに衝撃的だったため、次いで過ごす時間が多い寝室もチェック……こちらは昔風の平屋であるせいか、とても低い2,4V/mレベルの床まわり数値。
寝るときに加湿器や枕元電球を点灯さえしなければ、ほぼ問題がないレベルなのですが、それらをなしですませるわけにゆかないため、それらをコンセントにつなぎ、オンをしても、床の電界が上昇しないような仕組みを畳の下に入れて頂くことで、これからは、まったく人工的な電磁場に影響されずに眠りに就くことができるようになった次第です。
ぼくよりもはるかに電磁波に敏感なブミカは、これでものすごく静かになった、、、、と感動しきり。
ことあるごとに電気や蛍光灯、電化製品のプラグを抜きまくるブミカさんに、そこまで光熱費を節約しなくても、とぶつぶつ言っていたのは、大間違いだったということです。これは節約の問題ではなく、電磁波被爆の問題だったのでした……
人間がグラウンディングを失うとは着地の力、接地の力、アースの力を失うことと等しいとするならば、その人間が住んでいる家がアース不全で、まるごとグラウンディグを失っている状態が正常であるはずありません……
業者の方がおっしゃるに、一番、からだに帯電した電界をリリースする自然な方法は、やはり、海岸の砂浜を裸足で歩くことだとのこと……でも、家がまるごとアースを失っているのだとしたら、日常生活に戻って来たら、あっという間に、電界に飲み込まれ、包まれてしまうわけなので……これからは、この「オール・アース・住宅」という視点、注目を浴びるような予感がしています。
自宅出産サポートの出張店舗をこの春岡山駅の近くに出したNaoko からの紹介だったのだけれども、彼女は、この電磁波の話を聞いて、直感的にその店舗を電磁波フリーにしなければいけないと感じたらしく、スタートの時点から、面談室のベッドやソファが完全アースできる体勢にしています。
自宅も瞑想ルームと寝室を完全アースしたところ、最初は、あまりちがいがわからなかったけれど、3ヶ月ほどして、1週間ほど県外出張があってホテルとかに止まらなければならなくなったとき、その落差をからだが知って愕然としたらしいです。
それから外見が立派なナチュラル指向の家、たとえばログハウスなんかでも、配線がログの上を走っているため、実際には、ログハウス丸ごとが高い電位で帯電してたりすることもあるらしいので、見かけで判断してはいけないとおそわりました……
で、敏感になってしまったNaoko は、県外で仕事をするときにも携帯できるベッドサイズの持ち運び電磁波アースをつくってもらって、どこにゆきのにも持って行くようにしてるそうです。
それからもひとつ衝撃的だったのは、電磁波防御エプロン……あれって、エプロンが電界をプールしてくれるだけで、リリースしてくれてるわけじゃないので、そのへんを勘違いすると大きな間違いを犯してしまうそうです……
つまり、集めて流すシステムがないとダメッてことです。流せないのだったら、集めない方がまだましなんですって。
いずれにしても自分が生活をしている畳や床が抜けてなければ、その上でクンダリーニとかしても、電磁気的なレベルでは本当には抜けてないってことになると思います。
また逆に、いくら床や畳をアース・パーフェクトにしたところで、自分のからだのなかに絶縁地帯があって、電気がきれいに下に流れてゆかなかったら、それもまた問題。
おっと、もうひとつ大切なことを学びました、基本的に電界は、上から下へ、頭から足へと抜けてゆくのが自然で、その逆はよくないそうです……よく腕や手を大地につけると電磁気的なものが抜けてゆくのを感じるのですが、足から抜けなくて、手から抜いているという状態だと、あまりよくないみたいです。もちろん、どこにも出口がないなら、とりあえず、腕からでも抜いた方がいいにはいいのでしょうけれど。
古い平屋の住宅だと、あまりごてごてになってないようだけれど、どんな風に配線が引かれているかで、電界の強さは決まってきます……
日頃から携帯電話の電磁波が怖いので携帯電話は持たないと言っていた友人の自宅も計測してもらったのですが、市街地とはいえ、驚くべきことに、一番低い一階の客間の床ですら40V/m で、ほぼ我が家のパソコン近くの電界クラス……さらに2階の書斎などは、なんと150V/m という高値になってました。
これ近年、高齢のご両親のからだのことを考えて、彼女が一生懸命考えリフォームしたときの配線が影響している可能性もあるんです……
ホットカーペットは、かなり強いみたいですよ……最近、割高だけれども、電界をカットするタイプのものが出回り始めているらしいですが、磁界はカットできないそうです。
今、電界も磁界もカットできるタイプのものが開発中だとのことです……
それから距離はもちろん大切なんだけど、ブラウン管型テレビの電磁波がこどもに悪いから、できるだけ遠く離れてみる様に言って、子どもたちも素直に従って、テレビと反対側の壁にもたれて見る場合、実は、壁を伝う電界のなかにすっぽり包まれてしまっているのだとか。
特に二階の場合、一階と二階の間……つまり二階にとっては床にあたるところにたくさんの配線が敷かれていたりすると、その床面の電界量は、一階とは比較にならないほど高くなるようです。
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