本日9月8日は国際識字デーなのだそうで。UNESCOが1965年11月17日に公式に宣言。
意義は個人とコミュニティ、そして社会にとっての識字の重要性を強調する事だそうです。
約7億7600万人の成人に最低限の識字スキルが無く。
世界中で5人に1人は読み書き不能で、3分の2は女性です。
成人識字率は南アジアと西アジアが最低(58.6%)で、
サブサハラが二番目(59.7%)、アラブ諸国が三番目(62.7%)。
世界一番識字率が低いのはブルキナファソ(12.8%)、ニジェール(14.4%)、マリ(19%)と続きます。
識字率と貧困、そして識字率と性差別の関係が表れています。
書かれた言葉のもつ価値へ人々の意識を高めることと、
識字社会を促進する必要性から、多くの文筆家や団体がUNESCOを支援しています。
識字率に関しては日本はほぼ完璧な教育システムで、非常に高率です。
1904年の日露戦争の時点で75%を越え、捕虜の一兵卒が論文を書ける日本に、
庶民は文盲が当たり前のヨーロッパ列強が驚く事になります。
経験や注意、取扱説明が紙で行えることは、軍事、産業共に人員促成に有利でした。
ヨーロッパ列強が庶民にも文字教育を始めるきっかけになったと言われています。
デジタル化が進んでも、今日位はペンで字を書いてみようと思います。
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