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2015年09月01日18:48

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クレーム対応としては最悪に近い会見

「本当は悪くないんだけれど、国民の皆様が許してくれないので謝ります」

グダグダした会見を要約すると、この一行で終わる。

これ、クレーム対応で客先に言ったら、間違いなくこじれる。
そもそも謝罪したと受け取ってもらえない。

裏を返せば、「謝罪なんてしなければならないのは、あんたのせいだ!」って言ってるのと同じだもの。

自らに非があるならば、素直にそれを認めて対策と再発防止を約束する。
それがクレーム対応の基本。逆にそれでも文句を言う相手はクレーマーの一種と見做してよい。

逆に本当に「デザインの独自性に問題が無い」と考えているならば、使用中止なんてするべきじゃない。ベルギーのデザイナーからの訴訟にしても正面から受けて立つべき。
引いた時点で、自らに非があると認めたと同意なのだから。

ただ個人的な見解としては、このエンブレムは使うべきじゃないだろうと思う。
サントリー然り個人ブログの写真流用然りと佐野氏の業績はかなり怪しい。

更に「デザインの修正を認める」選考会もありえない。
言ってみれば「答案回収後にテスト用紙の修正を認める」みたいな行為だ。


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エンブレム使用中止を正式決定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3594539

 2020年東京五輪の公式エンブレムが、ベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ていると指摘されている問題で、大会組織委員会は1日、政府や東京都など大会準備に関わる組織の代表者による調整会議の臨時会合を開き、エンブレムの使用中止を正式に決めた。

 決定された五輪のエンブレムが使用中止となるのは極めて異例の事態。組織委や東京都、スポンサーは既にエンブレムの使用を開始しており、大きな影響が出そうだ。

 エンブレムを制作した佐野研二郎氏の事務所は「対応について本人と広報担当者が会議をしており、詳細についてコメントできない」としている。

 エンブレムを巡っては、リエージュ劇場とデザイナー側が8月14日、国際オリンピック委員会(IOC)を相手にエンブレム使用の差し止めと、使用された場合、1回につき5万ユーロ(約690万円)を支払うよう求めリエージュの民事裁判所に提訴していた。

 一方、組織委は8月28日、佐野氏の原案を示して選考過程を説明した。最終案は原案から2度の修正を経ているとして、組織委の武藤敏郎事務総長は「原案は劇場のロゴとは別もの。オリジナルだと確信している」と独自性を強調した。組織委はIOCとともに国際商標を調査し、問題がないと判断していた。


 五輪エンブレムは「TOKYO(東京)」「TEAM(チーム)」「TOMORROW(明日)」の頭文字「T」をイメージしたデザインで、7月24日に組織委が発表した。

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