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2015年07月13日18:41

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新しき啓示ー「神との対話 続刊より」

『わたしたちには助けが必要なんです。

「わかっている。」

いますぐに、です。

「それも、わかっている。」

世界は大災厄の瀬戸際にあります。
災厄といっても天災ではありません。

わたしが言うのは、
人間が引き起こす惨事です。

「そう、知っている。
あなたの言うとおりだ。」

人間は
いままでだって
争ってきました。

深刻な争いもしましたが、
いまの分裂と争いの
行き着く先はただの戦争じゃ
ありません。

もちろん戦争は
大変なことですが、
この先はそんな段階じゃなくて

いままでの文明が終末を
迎えるのではないか
と思うんです。

「そのとおりだ。
あなたは状況を正しく判断している。
あなたがたには、問題の
重大さがわかっている。

ただ、問題の性質を理解していない。
何が原因でそうなったかを
知らない。

だから、肝心な
レベル以外のあらゆるレベルで
解決策を模索し続けているのだよ。」

肝心なレベルとは?

「信念のレベルだよ。

現在の世界が直面しているのは、
霊的(スピリチュアル)な問題なのだ。

霊性(スピリチュアリティ)
に関する考え方ゆえに、
あなたがたは殺しあっている。

あなたがたは
世界の問題を政治問題として、
あるいは経済問題として、
さらには軍事問題として

解決しようと考えている。
だが、そんな問題ではない。
霊的な問題なのだよ。」

《中略》


どうして神さまや
わたしたちの信念を
それほど強調しなさるんですか?


どうして、
世界の政治システムや
経済システムを
変えろとおっしゃらないんですか?

法律を変え、
暴力を止め、
資源を分かち合い、
差別を廃止し、

弾圧を中止して、
ありあまる豊かさを
再分配し、
戦争を終わらせて、
平和に暮らせ、

とおっしゃらないんですか?


「なぜなら、

それらは行動の変化だからだ。」


わたしたちはたったいま、
行動を変える必要があるんじゃ
ありませんか?

「そうだよ。

あなたがたが望むのが
平和に仲良く暮らせる世界だ
というなら、
答えはイエスだ。」


降参しますよ。
わたしにはわかりません。

どうして、
わたしたちには行動を
変える必要があるというとき、
あなたは信念について
話されるのですか?


「信念が行動を

創り出すからだよ。」


《中略》


「行動の奥にある信念

に取り組まなければ、

長い目で見た行動を変化させること

はできない。」


それじゃ、

社会が注目しなければならないのは
信念だってことですね。


「まさに、そのとおり。


そして、あなたがたの
社会の大半は、
そこに注目してこなかった。」


《中略》


「ほとんどの人間は、

行動に注目することで
ものごとを変えようとする。

そういうひとたちは、
何かをすることで事態を
改善できると思う。

だから、誰もが走り回り、
何ができるだろうかと考える。

何をするかにばかり
注目して、
何を信じるかには
注目しない。

だが、あなたがたの
社会の過激な勢力は、
つねに行動ではなく

思考の力
を使ってものごとを変えようとする。

思考が行動を
生み出すことを
知っているからだ。

誰かにある考え方を
させることができれば、

ある方法で
行動させることもできる。

その逆は
容易ではないのだが。


たとえば、
殺害を考えてごらん。

誰かに誰かを
殺せと言ったって、

殺人を犯させることは
ほとんどできないよ。

誰だって
理由がなければ、
人を殺したりはしない。

その「理由」は、
思考のなかにだけ存在する。

そして、
思考はつねに
信念にもとづいている。

だから、
誰かに誰かを殺させたかったら、
いちばん手っ取り早いのは、
その行動を支え、
推進力になる信念を植えつけることだ。」


たとえばどんな?


「たとえば、
神が殺害を望んでいる、
殺人は神の意志を実現することだ、
実行すれば天国で
報われる
という信念もそうだ。

これはとても強力な信念
強力な動機になりうる。

だから、
世界の大半が《何かをしなさい》
と呼びかけてものごとを変えよう
としている一方で、

ほんとうに人びとを動かす方法
を知っている人たちは、

何かを
《信じなさい》と
呼びかけて、
ものごとを変化させている。

どうかな、
のみこめたかね?」


そうなんだ、
ええ、わかりました。


「あなたがたの
世界はいま、
大きな問題にぶつかっている。

あなたがたは
《信念のレベルで問題を解決》

しなくてはならない。
行動のレベルでは
解決できないのだよ。

行動ではなく、
信念を変える努力をしなさい。

信念を変えられれば、
行動は自然に変わってくる。」


《中略》


では、若者の
信念を変えなければ
なりませんね。


「そのとおり、
だが、そのためには
若者を教える人びとの
信念を変えなければならない。

つまりは、
あなたがたのすべてだ。《略》」


それでは、
子供たちの信念を
変えようと思ったら、

その前に自分の信念を
変えなければ
いけないんですね。


「そうだ。

そうでなければ、
子供たちが想像も及ばないような
恐ろしいことをしでかすのを
見るはめになるだろう。

そして、子供たちが
どこでそんなことを
思いついたのか、
といぶかるだろう。」



《中略》


すると、
神と生命/人生
に対する信念は
不完全で、

その不完全な理解を
わたしたちは
世代から世代へ受け継ぎ、

その結果、
いまの世界が
直面している

政治的、経済的、社会的、
霊的(スピリチュアル)な
危機をまねいたんですね。

「そうだよ。」

その信念を
変えられれば、
すべてが変わるんですね。

「そう。」

殺戮や苦しみを
終わらせることができるんですね。

「できるよ。」

貧困や絶望を
終わらせることができるんですね。

「できるよ。」

抑圧や攻撃や弾圧を
終わらせることが
できるんですね。


「もちろん、

できるとも。」





- 新しき啓示
「神との対話 続刊」
ニール・ドナルド・ウォルシュ
より』




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