腎不全になったら
医療法人クムダ会大正クムダクリニック
近藤 昭彦
腎不全
腎臓の働き
・水の排泄
高血圧 浮腫 肺水腫 むくみ
・造血ホルモン産生
水の排泄
・酸・電解質の排泄
高リン血症 体に酸が溜まる
高カリウム血症
・ビタミンD活性化
低カルシウム血症
骨の量・質の低下
・老廃物の排泄
意識障害 尿毒症 嘔吐
気分不快 食欲低下
腎不全になる病気は?
遺伝・難治性・妊娠・自己管理不足など
人工透析
腎不全 → 腎臓移植
→ 人工透析
透析患者数が30万人を突破
人工透析は・・・
・時間・食事の制限
・社会復帰しにくい
・痛みを伴う
・先が見えない不安
時間の束縛
人工透析の週間予定
月 → 水 → 金 or
火 → 木 → 土
内シャント
この辺りで半分程度のお話になります。
職業上、お話しできる限界まで教えていただいた気がします。
治療法を聞くだけで、痛みを感じます。
つぎのテーマは、認知症です。
透析患者数が30万人を突破
透析患者の年齢は65〜85歳が多い
治療の理解不足
認知症 → 介護支援がなければ透析はむずかしい
一度も聞いたことがなかったので、刺激的でした。
がんといえば、即手術という印象を感じます。
手術までに至る、患者の養生をどうするか。
それこそ患者本人が、選択し考える時間を大切にしなければ
後になって焦ってしまうのでは・・。
透析の技術はあたらしくて、かつて高齢者は対象者では
なかったのでしょうか。
認知症というのが、前面に出てきた気がします。
患者として、万事受け身で対処するのではなく
積極的に「本人自身」が、治療法を考える時代がやってきたと思います。
病気になる前、その前兆となる原因が何であるのか、
自覚しながら、病状を受け入れる習慣を持ちたいものです。
この透析治療で、認知症は治療の対象者としてありえない。
患者を選定された雰囲気を感じます。
黙ったまま、注射を受け入れる患者は、
次第に数少なくなるよう連想します。
健常者としての欲求が、高まってもおかしくない。
情報が豊かにありそうでいて、透析に関する知識など
高齢者に行き届かない可能性もある。
受け身の人生を、そろそろおさらばしませんか。
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