欠陥があるとしたら、
社会システムである。
まず、どんな人間も、免許が取れるというシステムが信じられない。
技術的に、いい人間と悪い人間を弁別するという方法がないから、仕方がないといえばそれまでであるが、
少なくとも、
呼気を自動的に検査して、アルコールが検出されたらエンジンをかからなくするというシステムを開発しなかったのは、いかがなものか。
幸田露伴が、自動車が登場して「一点の星火 阿房を焼く」(ほんの小さな火が、大宮殿を焼失させる)と、日本社会の道義を完全に破壊することになるだろうと予測しているが、大いに的中しているというべきであろう。
幸田露伴の論点は、自分の快楽のために、人の迷惑を顧みないという、恐るべき没義道ということであるが、事故による死亡のことは述べていない。クラクションを鳴らして、道を譲らせる無礼について述べているだけだが…没義道の、極限の形が今回の事件である。
自動車事故死は、500人に一人程度。
こんなとんでもないものは、アルコールやたばこどころではない。
銃解禁に匹敵するかもしれない。
ぼくは、幸いにして、交通事故は一度しか会っていないし、非常に軽く済んだ。
しかし、自分や子どもが、事故に逢わないために、どれほどの苦労をして、恐怖を覚えているか。
これは、行政の責任である。
訴えたいくらいだ。
勝訴する自信はないが、言っていることは、自信がある。正しいはずだ。
日記で、
「人権屋」という言葉とともに、
弁護士を批判する人がいるが、
それは、二重、三重の意味で間違いである。
1 弁護士が有罪の心証でも、被告の願う通りに弁護しなければいけない。すなわち、被告の主張にウソがあるとしたら、被告のウソであり、弁護士のウソではない。
2 この事件は、弁護士にとっては、金になりそうもない事件である。また、到底、割に合わない事件。弁護士を「人権屋」というなら、一千万以上の報酬をもらい。死刑判決を出す裁判官は、さしづめ、「死刑屋」ということになる(爆笑)
3 こういう悪いヤツが出るのは、弁護士の責任ではない。そりゃあ、悪人なら、少しでも刑を軽くするために、どんな詭弁も弄するだろう。
問題は、こういうヤツが公道を走ることを抑止できなかった…ということである。
それは、システムが甘い行政の責任である。
後は、
救護を怠ったものをなぜ、未必の故意による殺人で立件できないのか。
これもわからない。
判例ではそうなっている…という話を山ほど聞いたが、
一市民として、傾聴に値する説も聞いたことがない。
末筆ながら、
被害者さんのご冥福を心からお祈りいたします。
小樽女性4人ひき逃げ 懲役22年
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3508133
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