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2015年07月09日18:48

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コストに見合わない設計は淘汰される運命

昨日も「貨物用エレベータ」に指を挟まれた事故があったようだが。

一部の人たちは、「貨物用エレベータの安全性」なんて事を簡単に口にする。
だけど、「人が乗らないことを前提として安全性に関わるコストを削減する」のは、決して間違いではない。
逆に必要以上の安全装備を設けたところで、「無駄なコスト」と看做されれば当然そんな製品は売れないのだ。

高さ1.5mということは、間違いなく有人用ではない。
基本的に荷物の出し入れすら「人は内部に入らずに台車で出し入れする」前提で作られている。
更に言うなら、ある程度訓練を受けたユーザーが使うことを前提としている。

記事だけでは事故の経緯は不確かなものだけれど、
「2階から降りてこないエレベータの様子を見に行って、中を覗き込んでいる時突然動き出した
 エレベータに挟まれた」といったところか?

以前から調子が悪かったのを騙し騙し使っていたとか、定期点検をサボっていたとか
そういった明らかに責められる事情でもない限り、挟まれた人が不注意だったとしか言いようが無い話。

もちろんこの和菓子店が「安全性を考慮して有人用エレベータに換えよう」と思うのは自由。
但し、「エレベータ導入費用を賄う為に菓子の値段を10%UP」とかしたところで、顧客は
賛同してなんかくれないよ。

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■エレベーターに挟まれ死亡=和菓子店で従業員―兵庫
(時事通信社 - 07月09日 13:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3507726

 9日午前9時半ごろ、神戸市兵庫区新開地の和菓子店から「従業員がエレベーターに挟まれた」と119番があった。救急隊員が駆け付けたところ、2階の荷物用エレベーターのドアが開いており、従業員の男性(52)が荷室の中に身を乗り出すようにして倒れていた。男性はエレベーターの天井部分に肩から上を挟まれており、その場で死亡が確認された。

 兵庫県警兵庫署によると、エレベーターの荷室は高さ約1.5メートル、幅約1.2メートル、奥行き約1.5メートル。男性は午前9時20分ごろから、エレベーターを使って和菓子の容器を1階から2階に運んでいた。エレベーターが降りてこなかったため、男性が2階に確認に行った直後、「ドン」という音がしたという。

 同僚が2階で挟まれた男性を発見した。同署が原因を調べている。 

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