mixiユーザー(id:3510747)

2015年07月05日11:42

312 view

安保んたんの贔屓の引き倒しのおかげで日本が救われた件

安倍自公政権が
敵である野党の攻撃よりも
フレンドリー・ファイア(味方の誤射)で大ダメージを受けるのは
昨日今日の話じゃなくて、もはやお約束だけど。

皮肉なことだが、
ある意味で、日本国憲法が保証する思想信条の自由を
今最も享受しとるのは
百田尚樹と文化芸術懇話会に参加した議員のご一統かも知れん。
ナチスドイツやソ連だったら
彼らは全員とっくに「利敵行為」の罪で粛清されていただろうから。

それと、今回の件で
憲法の保証する「言論の自由」の意義が再確認された。

参加者は飲み屋での私的会合の
雑談程度のつもりだったか知らないが、
参加していたのは安倍首相を支持する議員たちであり、
しかも彼らは、自民党本部において、
政権に批判的なマスコミを「懲らしめ」「潰す」やり方について
いわば共同謀議していたわけだ。

 >百田氏といえば、首相との共著もあるタカ派の論客。
 >首相に近い若手議員にしてみれば、
 >自分たちと考えの近い百田氏を前に気も緩み、
 >ついつい本音を言ってしまったのだろう。

……ということは、安倍≒百田≒若手議員であって、
安倍首相もそれと近い「本音」を持っていたという意味?

産経新聞!お前まで背中から撃ってどうするwwwwwwwwwwww

それはともかく、あそこでの話が直ちに外部に報じられて
世論から厳しく批判されなかったら、
ここで話し合われた飲み屋の放談レベルの乱暴な議論が
「粛々と」実行に移されていたはずである。

平和憲法の趣旨と整合するとはとても思えない
安保法案の集団的自衛権でさえ「合憲」ということになれば、
後はもうどんな立法でも
適当な解釈をこじつけさえすればOKということになる。

こうなったら、
日本の自由民主主義が立脚する立憲政治は死んだも同然である。
カイシャク(解釈)改憲は憲法へのカイシャク(介錯)となるわけだ。

実質的に憲法の息の根を止めた与党は、
「集団的自衛権」の名のもとに
自衛隊を海外派兵しまくるであろう。
ホルムズ海峡の機雷除去がどうとか
邦人避難民を載せているアメリカの艦船を自衛隊が保護するとか
そういう話は都合よく無視される。

これで現在志願制をとっている自衛官のなり手が少なくなったら、
政府は本当に徴兵制なり兵役なりの導入も考えるかも知れない。

 あるいはその前段階として、貧困層とか
 うだつの上がらない派遣社員とかを自衛官に募集するとか、
 数年間勤務経歴が空白になっているニートを徴兵するとか
 あの手この手で兵員確保を図るかも知れぬ。

そしてそれを批判する言論は、
自民党の差金によって「懲らしめ」られて潰されてしまい、
マスコミは政府を支持・賛美する言論一色になる。

もうここまできたら、
憲法の掣肘もうけず、
批判的なマスコミを潰すことをためらわない与党が
目障りな個人を懲らしめ、潰すことを躊躇するなんて、
有り得ない話である。

要するに、中国の脅威よりさらに近くまで、
安倍自公独裁政権の危機が迫っていたわけだ……恐ろしや恐ろしや。


安倍自公政権の悪の野望は
間一髪で阻止された。(と敢えて断言しておく)

現代日本の自由な言論の力と、

「政策芸術」とやらで安倍政権の思想や政策を
広く知らしめるはずの大事な懇話会を
私的な飲み会程度に考えていた
安保んたんでありがた迷惑な
暴走応援団の自殺点によって……。

―――――――――――

安倍首相支持の勉強会「文化芸術懇話会」が発足
2015.6.25 22:08

 自民党の若手国会議員有志は25日、芸術家を講師に招いて意見交換する勉強会を発足させた。出席者には、安倍晋三首相(自民党総裁)に近い議員も多く、9月の総裁選を前に首相の無投票再選の機運を高める狙いがある。

 新勉強会は「文化芸術懇話会」。設立趣意書によると、芸術家との意見交換を通じ「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を目的としている。

 この日、党本部で開いた初会合には加藤勝信官房副長官や薗浦健太郎外務政務官、萩生田光一総裁特別補佐ら首相を支持する議員を中心に37人が出席、作家の百田尚樹氏の講演に耳を傾けた。

 代表に就任した木原稔党青年局長は会合後、記者団に「党所属国会議員として、党や政府が進めようとしていることを後押しするのは当然だ」と強調。総裁選に向け、首相の「応援団」として活動するとみられる。今後は月1回のペースで会合を開催する予定。

 一方、党内のリベラル系議員による勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」も同日、漫画家の小林よしのり氏を講師に招いて会合を開く予定だったが、「運営上の都合」(同会)により急(きゅう)遽(きょ)中止した。

http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150625/plt15062522080022-n1.html
―――――――――――

“暴走”応援団のありがた迷惑… 支持率も急落、困惑ぎみの安倍政権
産経新聞7月5日(日)9時45分


 その勉強会の出席者のやりとりは、飲み会かなにかでの会話のようだった。時折、笑い声も漏れたという勉強会とは、6月25日に自民党本部で開催された若手議員らが出席した「文化芸術懇話会」。

 安倍晋三首相(党総裁)を支持する37人が出席した勉強会は、9月に党総裁選を控え、無投票再選を目指す首相の「応援団」となるばずだった。が、講師に作家の百田尚樹氏を招いたこの日の勉強会は、逆に首相の足を引っ張る結果となった。

 勉強会で飛び出したのは、首相が今国会の最重要法案と位置づける安全保障関連法案に厳しい沖縄県の地元紙など報道機関への批判。

 講演後の質疑応答で、大西英男衆院議員が「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番ですね」と言えば、長尾敬衆院議員は「(沖縄県は地元紙の沖縄)タイムス、(琉球)新報の牙城の中で、左翼勢力に完全に乗っ取られちゃっている」と発言した。

 百田氏も「沖縄の2つの新聞はほんと潰さなあかんのですけども、沖縄県人がどう目を覚ますか」と同調し、「あったらいけないこと」と前置きしながらも、「沖縄のどこかの島でもね、中国に取られれば目を覚ますはずなんですけど。まぁ、どうしようもないですね」と話したのだった。

 勉強会が行われたのは党本部の会議室で、マイクを通した出席者や講師の発言は外に漏れてもいいとばかりに前の廊下にいる記者の耳に届いたから、翌日の朝刊で各紙が報じて周知の事実となった。

 百田氏といえば、首相との共著もあるタカ派の論客。首相に近い若手議員にしてみれば、自分たちと考えの近い百田氏を前に気も緩み、ついつい本音を言ってしまったのだろう。「この時期に百田氏を呼べば、こうなる結果は見えていた」(自民党中堅議員)と後悔しても後の祭りだ。

 “敵失”を見逃さない野党は、「言論封殺だ」として、翌26日の衆院平和安全法制特別委員会で早速取り上げた。出席者の中に首相の側近、加藤勝信官房副長官がいたことなどから、安保関連法案の審議そっちのけで首相の責任を追及した。

 肝心の安保関連法案の審議はといえば、衆院憲法審査会で憲法学者3人が法案を「憲法違反」と表明した影響などで難航しており、成立を期すために今国会を延長したばかり。これ以上の遅れを憂慮した谷垣禎一幹事長ら自民党執行部は27日、勉強会代表の木原稔青年局長を1年間の役職停止処分としたほか、報道機関を批判する発言をした大西氏ら3人を厳重注意処分にして幕引きを図ったが、余波は続いている。

 なにより、安倍内閣の支持率が急落したのだ。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が6月27、28両日に実施した合同世論調査によると、安倍内閣の支持率は46・1%で、5月の前回調査より一気に7・6ポイント低下。これは、集団的自衛権の行使を限定容認する憲法解釈変更を閣議決定した昨年7月(45・6%)に次いで、第2次安倍内閣発足後では2番目に低い。自民党支持率も34・8%で、4・5ポイントも急落している。

 首相が野党の反発をものともせずに、安全保障法制の整備や消費税率の引き上げ、農協改革に取り組んでこられたのも、高い内閣支持率があったからだ。衆参両院で与党が過半数を持ち、自民党内外から「1強」と言われる首相にとって、世論の後押しは政策遂行の原動力となってきた。

 しかし、このまま支持率が下がり続け、世論が離れれば、それも難しくなる。悲願の憲法改正どころか、無投票が有力視されている自民党総裁選に対抗馬だって出かねない。

 「ひいきの引き倒しだな」。今回の勉強会騒動に、ある自民党幹部は自嘲気味にこう語った。ひいきが過ぎて、政権が引き倒されたのでは元も子もない。(政治部 小島優)

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0705/san_150705_9808051660.html
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する