mixiユーザー(id:555665)

2015年06月25日01:00

200 view

魔の山へ飛べ

仕事の合間をぬってヒマさえあればモンハン4。ようやく村のゴア・マガラを倒し天空山解放。
狂竜化したクソゴリラを倒すとリオレウスやジンオウガの文字が。コイツらが出てくるとストーリーも後半な気分になる。


・クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃

評判の良さは聞きながら、まあ子供向けだしーそもそもTVアニメも原作も見てないしー、と何となく見に行く気が起きなかった映画クレしんシリーズ。今回は完全に自分向けだという話を聞き、じゃあいっちょ行ってみるか、と子供たちでぎっしりのスクリーンへ。コロナの映画館でこんなに入ってるの初めて見た。クレしんの名を借りた、正しいB級モンスターパニックっていうか「トレマーズ」だこれ。
クレしん映画といえば感動の涙、ということだと思ってたのですが、前半にそれらしい流れがあるものの、比較的あっさりなのと、「積み重ね」がない自分にはピンとこず。短い時間の中でもすごく丁寧に作られていたので今までのシリーズのファンには堪らないのかも。
自分としては、やはりこの映画の醍醐味は各所に散りばめられたモンスター映画へのリスペクトでしょう。
平和な田舎町に、最初は密かに忍び寄るモンスター。町を挙げてのお祭り、傲慢で強引な町長、次々に食われるサブキャラ、籠城下での人間同士の仲違い、クライマックスは大仕掛けでの決着といった、モンスターパニックのツボをことごとく、しかも不自然でなく盛り込まれています。
伏線の張り方と回収もベタながら上手で(子供向けなのでベタなのはむしろ好ましい)筆箱や名札のピンは「そこで使うか!」と感心しました。
キャラクターもB級らしくステレオタイプながら、生き生きと描かれていました。メインヒロインのカロリーナが、あの絵柄でもちゃんと美人でイイ女に見えてくるのがすごい。あとスマホちゃんかわいい。演じているのが指原莉乃だとはまったく気づきませんでした。なかなかうまいなあ。
また、どう考えても子供にはわからないであろう映画のパロディネタも多かったです。わかった範囲でもターミネーター2、ワールドウォーZ、デスペラード、ショーン・オブ・ザ・デッド、あとなんか吉幾三チックなフレーズを聞いたような…

この作品の、大人に向けた大きなテーマが、「一人で想い込むな!」だと思います。町長は自分の生まれ育った街を大切に思い、街の発展に固執するあまり、えらい状況を次々と生み出してしまいます。序盤でみさえがひろしに言った「自分一人が我慢すれば済むと思わないで!」はちょっと心に来ました。

中盤ちょっとテンポがたるむところがあるのと、日本エレキテル連合や池上彰(っぽい人)が出てくるのは誰得なんだろうといった疑問もありますが、子供から大人まで楽しめる良作だと思います。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年06月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

最近の日記

もっと見る