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2015年06月07日22:46

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第28回東京国際ミネラルフェア

平成27年6月6日土曜日。於:新宿スペースセブン
毎年6月初旬恒例のイベントで、ドイツやアメリカの業者もやって来ている。
今年は二階の展示コーナーに、ビックスバイトや真っ赤なロードクロサイト(インカローズ)の結晶石を持って来ている業者(日本)が居た。正直、ロードクロサイトであんなに鮮やかな赤のものがあるとは想っていなかった。角砂糖程の大きさで68万円だった。普通のロードクロサイトなら、このサイズで白(カルサイト)の不純物を除いた半透明状態の大きなものでも数万円くらいか。
又、真珠貝を得意とする業者はメロ貝と云う赤みがかった暖かみのある黄色いものを並べていた。
一階のメイン会場は今年も盛況。フランスの業者は鮮やかなペッツォダイトの結晶石を持って来ていて値段は書いてなかったが、間違いなく6桁かそれ以上だろう。スピネルも大分一般化して来ている。ガーネットの種類も益々増えている。マラヤ・ガーネットやツァポライトのジュエリー用のルースも見かけた。
又、色を表すのに「ライム」「ネオン」「ミント」と云った単語が用いられているものがあった。今後定着するのだろう。
良いな、と想えたのはミント・クリソベリル。どうやらアレキサンドライトの名で売られていた通常のクリソベリルの色が薄いものらしい。アレキサンドライトはクリソベリルの変種で光線の性質で色が変わるものを云うが、日本では普通のクリソベリルをこの名で販売していた。どうやらクリソベリルもスビネルと同じく名前が知られて来る様に成ったと云う事か。
小粒(0.5カラット)だが良い感じのブラックスターサファイアを購入。欧米では男性の小指用の指輪にされる事が多い石で、丁度小指に向いた大きさだったので、指輪にし貰う事にした。
化石は相当高価だが整然の姿をしのばせる無脊椎動物の美事なものを海外の業者が持って来ていた。毎年見かけている様な三葉虫や中にはバージェス動物らしいものも・・・それにしても可愛い。生きていた時はどんな風に動いていたのか見てみたいものだ。絶滅しているのか゛かえすがえすも残念。
アンモナイトの化石も美事。物凄く大きいものもあり、全盛時代には殻の直径が2メートルを超えるものも在ったと云われているが、もしかしてダイオウイカ並のものも居たのではないだろうか。
アンモナイトが宝石化したアンモライトを持って来ている業者も居て綺麗な虹色を示していた。
又、オレンジ色に瑪瑙化した巻貝を並べている業者も居た。巻貝の形を綺麗に残していて、しかも蛋白石化ではなく瑪瑙化と云うのは初めて見た。
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