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2015年05月31日21:56

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「ひっそり祭SP〜バルディオス毒舌トーク〜」の内容まとめ・その7

27.そうはいっても…
元先生は、バルディオスで、ゲストのキャラデザもいくつか担当した。
これと同時期に、葦プロでの下請け作業として、元先生は999の作画も担当していた。
999のオープニングの動輪の動きを描いたのも元先生だったりする。

で、そこでやってたことに引っ張られて、バルディオスの方でも「あー…」というようなゲストキャラを描いてしまった。

28.広川監督、なんてものを見せるんですか!
バルディオス当時、まだ18だった元先生が、広川監督に連れられて、シャフトに仕事の手伝いに行った時のこと。
監督に「待っていてくれ」と言われて、待たされた部屋で何気なくビデオを回したら、それが黒人のすごい裏ビデオだったらしい。
で、用事を済ませた広川監督に「見たか?どうだった?」と聞かれたという。

手伝いはというと、5分程度でできるキャラのデザインの手伝いだったそうで、元先生は「これ見せるために自分はシャフトに呼ばれたのでは?」と考えたそうだ。

29.豪華本の話
バルディオスの豪華本には、アミノテツロー氏もかかわっていた。
氏は、近所のスタジオが出していた豪華本を参考にしたという。
この豪華本の特徴の一つが、スタッフにスポットを当てていたことで、スタッフの写真なども載せていたそうだ。

30.劇場版の話その1
最初と最後に燈台を持ってくるのは、総監督の鳥海氏の発案。

31.バルディオスの意外(?)な逸話
バルディオスに携わっていたスタッフは、放映終了後30数年を経ても、結構残っている。他のアニメだとこうはいかないようだ。

32.この日、配られたポストカードのこと
フォト
元先生が、この日のイベント参加者全員に配布したポストカード。
当時のメンコなどのイラストを意識して、わざとあちこちひらがな、誤植なども入れたもの。

33.バルディオスにおける国際映画社の役割とは?
ここから参加者からの質問を受け付けるコーナー。

で、この質問をしたのは自分(苦笑

それはともかく、国際映画社は、元々日活の役員で、その後日本アニメーションに監査役としては言っていたつぼたさん(と、しか佐藤会長が言わなかったので、壺田重三氏かつぼたしげお氏のことかわからなかった。Wikipediaの記述を頼ると、恐らく壺田重三氏)が佐藤会長に「一緒にやりましょう」と持ちかけてきたが交流の始まり。
順序的にはホセフィーナ→ドンデラマンチャ→バルディオスになる。
国際映画社は1人〜2人しか人間がおらず、しばらくしたら会社が消滅した。そんなわけで、版権関係は全部葦プロになったのだそうだ。

34.羽田健太郎氏について
羽田氏については、広川監督がキングレコードから「いい作曲家がいるよ」と紹介されたのだそうだ。
佐藤会長としては、メロディラインが弱い印象を抱いていたらしいのだが、劇伴作曲家としてなら使えるだろう、と言う判断での登用だったらしい。

35.劇場版でキャスト(ここではアフロディアについて言及していなかったが)を変えた理由

佐藤会長が、神保女史のアフロディアの演技に「この人は大人の演技に向いていないのでは?」と満足しておらず、録音スタッフの小松氏と話し合っていた。
そんな中、「あいどる」なるアニメグッズ販売会社の社長、小松氏、佐藤会長の3人で酒を飲みに行ったら、たまたまその場に戸田恵子女史がおり、彼女にやってもらっては?といった感じで決まったそうだ。
佐藤会長の趣味でもあり、神保女史から戸田恵子女史に変えたことについても佐藤会長自身は「よかったな」と思っているという。

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