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2015年05月31日12:41

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【アニメ】プラスティック・メモリーズ 第8話 第9話 感想

 第1話で名作の予感がした本作品。
 最初から悲劇のENDしか見えない進め方だが、それを覆い隠すかのようなラブコメシーンがある。
 コメディとシリアスをどんどん織り交ぜてくるが、このコメディの部分も、予想されるラストでは全て涙への布石でしかないと思うと虚しい(・ω・`)


 ギャグセンスはいいし、見ていて飽きないのだが、
 ストーリーが自然に流れるように見せかけて、ほぼ無理矢理というかご都合主義というか。そこは否めないw

 おそらく、余命幾ばくもない難病の子といっしょに過ごした日々、とすれば解釈も楽なのだろうが、
 あえてそこをアンドロイドで表現し、最初から決まった寿命とすることで、差別化を図っている。

 個人的には、余命数ヶ月の人間と恋に落ちて云々かんぬんというストーリーは、ほら、感動するでしょ!と言われんばかりに押し付けられている感じがして嫌だ。
 代わりに、こういう形なら、そういう押しつけが麻痺していて、面白いと思う。

 8話のラストで、ついに主人公が告白するのだが、まさかのNOを突きつけられ、
 9話では、真っ白になった主人公が面白い。
 現実だったら、職場恋愛にうつつを抜かして仕事に支障きたしてんじゃねーよ!って話なんだが、
 物語だし、面白いからなんでもいい。

 そういえば、新卒の頃、同期の女が彼氏と別れた、ってことで、全く仕事せずに、ずーーっと隣の席でこの世の終わりみたいな顔して、終いには泣き出して、愚痴られて、仕事は全部押し付けられて、残業せざるを得なくなったという苦い経験が・・・w
 それ以来、その女、自分の仕事を俺に分担させるようになり、女は定時にあがるが、女の分の仕事も半分こなす俺は絶対残業という日々が続いたな・・・。

 おっと、ここは仕事の話じゃない。この物語は職場を舞台としているが、仕事の話ではないのだ。

 さて、この物語、1話ごとに、絶対に来る悲劇のための設定を追加補充されている感じだ。
 8話では、消去したデータは2度と復元できないという念押しが描かれた。
 ということで、アイラは正真正銘1ヶ月で消えてしまうことになる。

 そのこと自体は、もう受け止めて、思い出を作りたい、とはやっていたはずが、
 9話のラストでは、上司からパートナー解消を命じられてしまう・・・(^_^;)

 まぁ、仕事に支障をきたすんじゃ仕方ないのだが、
 それだと物語の主軸に合うのや否や。上司の思惑がいかほどのものか、来週が非常に楽しみだ。
 これで、仕事が云々かんぬんの単純なものだったら泣くぞ!w

 ところで、アイラたんもかわいいが、世話焼きのミチルたんもかわいい。
 9話は、完全にミチルたんチャンスだったと思うんだがw
 まぁ、あそこまでゾッコンだと厳しいかw

 アイラたんには時間がないが、ミチルたんには時間があるもんなぁ・・・。
 残酷・・・(^_^;)

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