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2015年05月23日08:38

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CUBA MAY DAY 2015

CUBA MAY DAY 2015




歩けるかどうかわからない。

  さらにみんなと歩調を合わせて、時間通りに歩けるか。

  その不安から、暗いうちからの出発が決まった。

  街の人が動いている、気配の感じられない街通り。






  メーデーだからバス・自動車は、利用できないと

  覚悟をしつつ、自分なりのスピードで歩くしかない。

  いつもながら、遅いペース。

  坂を上っているうちに、警官・警備員の居る道路へ。

  道路を歩いている人が、お互い反対方向に歩いているので

  我々が目指しているパレードの進行方向がつかめない。

  パレードの出発場所は、はたしてどこか。






  小さな紙でできた、小さなキューバの国旗を持っている人は

  大勢現れるようになったのだが、いわゆる人が集まれば・・・・

  その大衆に向かってチラシをまく人が登場するのだが、出てこない。

  ここでも紙媒体を活用する、社会の雰囲気を感じさせない。

  商売気を感じさせたのは、紙を丸めて「何か食べ物入れ」に作った

  容器のようなもの。新聞紙のような、印刷されたものではなかった。

  想像するに、豆菓子のようなものだと思う。

  私ならさじずめ、酒の”あて”になるピーナツだろうか。






  そういえば、観光者用のレストランやバーはあるが、ネイティブの

  人が通っているような酒場を見かけなかった。

  もしスーパーのようなものができても、観光者しか買えないような

  システムになってしまう。

  ネイティブと観光客両方を相手に、商売をすることなどありえない。






  海の傍に行ってみようということで、海に向かって歩いてゆく。

  泳ぐに向いている見かけの好い海岸。

  その土手にコンクリートの残骸が束ねられている。

  泳ぐ習慣があるのだろうか、あるとしたらコンクリートが邪魔になる。

  一目見ると海岸沿いを散策するという、習慣もなさそう。

  海岸一帯が、人が留まりにくい作りになっている。

  海が荒れるのか。








  その海沿いの近くに高層の建物が立って居る。

  普通でいうマンションのような、団地のようなものがある。

  海にいちばん近いところで焼けこけてはいないが、建設中のような

  あるいは建設を中断したような黒っぽい建物がある。

  その建物から海沿いにそって、コンクリートでできた「排水設備」の

  ようなものが「放置」されている。

  何か不都合なことができて、建設が中断されているように思う。

  




  キューバは建物に関して、「もったいない」という意識がある。

  日本の建設業界は真逆、3〜40年経たないうちに廃棄してしまう。

  ダムや防波堤。

  いつまでそういうやり方を続けていくのやら。
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