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2015年05月13日09:06

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コ)海街diary

 コミックスでの成長物の定番はスポーツ物だったりします、主人公がそのスポーツに出会いその深さとを知ると共に強く成って行く。

 として主人公が一般が聞いたら青ざめる位の努力をする場合、作者の取材力が問われるのですね。

 一方、家族を通しての成長を描くのは難しい、非日常なスポーツ違い日常を描くリアル性なのですから若い作家では敬遠する題材です。

 
 で今回の1作は

海街diary  1〜6続巻  筆者:吉田秋生  発行:小学館

 鎌倉の古い家に住むの4姉妹物語、と言えば簡単ですが暮らしているのは姉妹ですが、成人し勤めている上の三姉妹の暮らす家に中学生の四女が居る事を、10年以上前に離婚した父の葬儀で知るから話は始まります。

 1話は姉妹の出会いですが、3姉妹の父親への心情と末娘の心情をベースに成り、以降の話は彼女達の生活に成ります。

 しかし悩む主人公=エピソード、ですから三女中心の話が殆ど無いのです、とは同僚医師と交際する看護師の長女、地元信金に勤務する恋愛体質で酒好きな次女、に対してスポーツショップ勤務で店長と交際中で最もリア充の三女ですから。

 そして末娘はサッカー強豪ジュニアクラブレギュラーの実績が有って地元クラブに入りますので、エピソードは多彩です。

 しかしベテラン作家だから可能だった作品とも言えますが、ある意味で少女コミックスのサブカル路線で有り、土臭さも有するので心に落ちる作品共も言えましょう。



 因みに賞も受賞し映画公開前の作品なのでご承知の方も有りましょうが、監督は良しとしてもどう考えても長女の配役がね、何とか成らんのかと思うのですよね。
 
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