昨日は、映画を観た後、また松坂屋に行った。
松坂屋美術館では、「ムーミン展」をやっていて、それは観ないが、「日春展」の前売券を買った。
「ムーミン展」の後の展覧会が 「日春展」である。
日展の春季展で、日本画の絵が観られるので、最近は 楽しみになってきた。
せっかく松坂屋まで来たので、美術画廊を 覗くことにした。
「福田百恵 日本画展 」をやっていた。
この人は、名古屋芸術大学大学院日本画研究科修了していて、花、鳥、虫など身近な生き物を表情豊かに描いていて、まだ有名な人ではないせいか、値段も 自分でも手が届くくらいの値段だった。
そういうわけで、もう 何枚かが「売約済み」になっていた。
なかなか素晴らしい絵だったので、この値段なら買えそうだ。と、思った。
その隣では、「第2回 大路 誠 油彩展」をやっていた。
白日会会員だそうだが、名前を見ても、全然 ピンとこなかった。
しかし、実際に絵を観れば、なかなか良かった。
アジサイの絵が 小さい絵だが、良くて、27万円なら良いな。と、思った。
絵なんて買うわけはないが、値段を見て、「買えそうだ。」と、思ったのは 初めてのことだった。
100号の絵は、さすがに360万円もしていたが、こんな小さな絵なら、良いかも。と、思った。
「アール・ヌーヴォーのガラス展」もやっていたが、とても小さいものでも、300万円とかしていて、美術館に展示されているようなサイズのものは、1500万円を超えていた。
こういう金額なのか。と、思った。
こんな小さなもので、300万円くらいしても、買う人がいるんだな。と、思った。
「美術館で 立派な作品を見せてもらうだけで 充分だ」と、思った。
それで、次回の美術画廊のラインナップを見たら、松村氏お勧めの30人の画家の展覧会をやるということなので、来週も 美術画廊に行くことにする。
勿論、院展で 活躍している愛知県芸術大学出身の日本画の人々の展覧会なので、楽しみである。
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