土曜日に時間があったので、オーディオ・ショップのTAD試聴会に参加した。
音はほぼ想像通りの音だった。
いわゆるパイオニア・トーンで、昔のエクスクルーシブ・シリーズの延長線上の音だ。
マーラーの交響曲第一番「巨人」の第三楽章、第四楽章を通して聴いたが、なかなかのものだった。(このCDは@2万円もする特別仕様のSACD盤)
らいらいけんさんがいうところの、低能率のスピーカーを大出力アンプで鳴らす音だ。
CDプレーヤー、プリアンプ、メインアンプ、スピーカー、コード、アクセサリーを合わせると800万円くらいのシステムだ。
40年前だと、80万円のオーディオ・システムは高級システムだった。
デフレの日本と言うけれど、オーディオ機器だけは10倍くらい価格アップしている。
しかし、こういうシステムを聴くにはある程度大音量で聴かないと良さがでないし、もったいない。
こんなシステムを導入すると部屋から考え直す必要があり、大変だ。
大音量時の迫力はともかく、音質的には今持っているFeastrex+田中式バックロードの方が良いように思った。
興味を持ったのはメインアンプを磁石浮遊式で浮かせていたこと。
僕のシステムはDAコンバーターの上にプリメインを載せていたので、何かインシュレーターを考えなければ、と前から思っていた。
この磁石浮遊式は高くてとても買えない。安いクッション型インシュレーターの出物があったので、それを買って自宅で試してみた。
これが大成功!解像度も上がり、自然な良い音になった。
やはりセッティングは重要だ!
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