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2015年03月22日15:16

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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(Chef)

 



 「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブローが製作・監督・脚本・主演の4役を務め、フードトラックの移動販売をはじめた一流レストランの元総料理長のアメリカ横断の旅を描いたハートフルコメディ。ロサンゼルスの有名レストランで総料理長を務めるカールは、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカして店を辞めてしまう。心配する元妻イネスの提案で、息子パーシーを連れて故郷のマイアミを訪れたカールは、そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。カールはイネスやパーシー、仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへと旅を続けていく。「3人のエンジェル」のジョン・レグイザモが主人公の友人役を、「マチェーテ・キルズ」のソフィア・ベルガラが元妻役を好演。ロバート・ダウニー・Jr.、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマンら豪華ハリウッドスターも顔を出している。(映画.comより)







 豪華過ぎる面々。さすがジョン・ファブローの人脈はすごい。しかも意図的。離婚後の恋人にスカーレット・ヨハンソンを持って来てるのですが、モデルのように色っぽくベットに横たわっている姿を映し出している間に料理を仕上げる、というわざとらしさ(笑)。なんのサービス?そりゃ、ぶっといファブローを見てるよりずっと目の保養だけどさ(笑)。

ともかく、「アイアンマン3」の監督を蹴ってまで仕上げたかった作品がこれ。主人公のファブローは、優秀なシェフでありながら、レストランの経営者に「客は普通に入っている」と、新しい料理にチャレンジすることを拒まれ、口うるさい(しかし有名)ブロガーには「進歩なしのマンネリ」と叩かれ、それでも「一人のブロガーのために料理を変えるな。言うことを聞け。金を出しているのは俺だ。この食器も、ナプキンも、すべて俺が買ったものだ。シェフは他にもいる」と言われ続け、ブロガーと喧嘩した挙句にその動画までツイッターで流されてしまい、職を失った男。

あんなに怒鳴っているところを流されたんだから、俺を雇ってくれるオーナーなんているわけない、とすっかり落ち込んでいるファブロー。しかしながら、この映像は案外痛快で、「非難ばかりじゃなくて、支持する人たちもいるんじゃないのかな」と思わせます。で、後からわかるのですが、実際にそうだったようです。

そうは言っても、当面の仕事はありません。しかし彼には、お金持ちの元妻(ソフィア・ベルガラ。彼女の色っぽくて美しかったこと!とても「マチェーテ」であんな武器を装着していた女性と同じとは気が付きませんでした)がいて、ちゃ〜んと次の道を開いてくれます。

このリッチな元妻には、やはりリッチな元夫がいて(これがロバート・ダウニー・Jr!みんな遊んでる〜)、彼がボロボロだけれど使えるなら、とフードトラックを貸してくれます。舞台はマイアミ。元妻の故郷へやってきたときに、キューバサンドイッチのおいしさに驚いたファブローが一念発起したのです。

そして始まる新たな物語。彼を慕っていたスーシェフのジョン・レグイザモと、小さいけれど料理人志望の(今まで疎遠だった)息子も加わって、キューバを始点とするロードムービーへと変遷してゆきます。

結論から言うと、あり得ないほどのハッピーエンド・ムービー。人生、ままならないこと、不条理なことばかりだけれど、夢をあきらめずに自分を信じて突き進めば、いつか報われるよ、そんなことを高らかに謳った映画ですね。

いまどきこんな甘い映画なんて(笑)。みかけはどうあれ、腕の確かなシェフがいて(もちろんそれは自分の実力だけれど)、美人で金持ちの元妻がいて、そこにはやはり金持ちの元夫がいて、今の恋人がスカーレット・ヨハンソンで、無条件に自分を慕うスーシェフがいて(それも自分に実力があるからこそだろうけれど)、いろんな機器を使いこなす賢い息子がいるときには、成り立つ物語なのでしょう。

映画で一瞬夢を見るのも悪くはありません。現実から逃れることはできないのですから。幸せな気分になりたい人は、是非。



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