また、マイルスを聴いている。
「カインド オブ ブルー」がマイルスの50年代を代表する名盤なら、彼の60年代を代表する名盤はこれじゃなかろうか?
・・・いやいや、マイルスの60年代は名盤が目白押しなので安易なことは言えない。
ウェイン・ショーターを得たマイルスが、「マイルス・トーンズ」「枯葉」「ソー・ホワット」等の馴染み曲を疾風のような爽快なアレンジで聴かせる。実に心地が良く、元気が湧いてくる。
ショーター、ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムズのサイドメンも完璧だ。
コルトレーンやビル・エバンズを知るにはマイルスの「カインド オブ ブルー」を聴くのが良いごとく、ウェイン・ショーターやハービー・ハンコックの凄さを知るにはこのアルバムが良いかもしれない。
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