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2015年02月13日00:13

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東京都市大学 合格


 合格したのは私ではもちろんありません。 弟子です。

 数学の問題、大問1の小問2が

 a^2+b^2 =1 を満たしているとき、 a + 2b の最大値を求めよ。

 という問題が、「解けなかった」 ようで、今日じっくり考えさせてみました。

 実は、この問題は、いわゆる「答え」だけなら暗算でも出せます。

 計算の仕方は、いちの二乗たす にの二乗 のルート、で答えは ルート5 

 なんです。

 この方法は、教えれば小学生にだって計算は可能。


 考え方は、最初に与えられている式が単位円上の軌跡を示していることに気がつけば、求める式の値は三角関数の合成になる、という具合です。

 図形的に円を考えたり、ガウス平面上で直線を書いてみたり、、、

 とか、やってみるのは、トライアンドエラーの第一歩ですが、
 三角関数は、是非理解しておきたい分野なので、高校生で計算練習を丁寧に。
 大学では、オイラーの公式や、フーリエ変換などで理解を深めるところ。テーラー展開も重要事項です。

 三角関数は、最初三角形の幾何学的な理解からその名称が付けられた、と思われますが、実際には回転するものや振動するものの運動や、音・光などの波動現象の解析には欠かせないもの、文科系の学生でも本来なら丁寧に学習していただきたい分野です。

 ですが、実際には高校生、おおかた2年生で、加法定理当たりが出てくると、多くの高校生が

 放棄してしまう。

 というのが実態。(困るよね)

 とはいえ、高校の数学の先生が悪いのか、といえばそうでもないでしょう。
 もっと初等教育、おそらくは小学校の4年生ぐらいで、算数を教えている先生が、多くは

 素人

 だからだと思います。

 いや、教員免許持っているよね、というご批判あるかもしれませんが、小学校の免許は、国語・理科・社会と算数は当然ですが違うカリキュラムで取得しますし、そもそも、大学で4年しか教育を受けていないのに教員免許が取得できてしまう、という点で 「素人」 だと私には思えます。

 人を導き、人生に糧を与えていく職業である、学校の先生、にはそれなりに技量も経験も欲しいところ。大学で単位を取得して、試験に合格したら免許が取得できる、というのはちょっと甘いかなと感じます。
 同列に並べるのはやや問題があるかもしれませんが、医師の場合、日本ではおおよそ学位の取得はほぼ義務に近い形となっています。

 学校の先生もせめて修士号が取れるまでは 「仮免許」 とか、できるのでは? 
 少子化が進む今の日本で、教育をより充実させる、というのは不可能ではないでしょう。




 さて、その子供が犠牲となているのが、引用の記事
 政府が、事故の影響ではない、という主張を続けるのは今後も間違いはないでしょう。

 けれども、実際にチェルノブイリの経験から、ぼちぼち影響が出てくる、というのは分かっていたこと。
 わかっていても、「パニックになる」 「社会秩序が保てなくなる」 そんな大人の事情で、子供が犠牲になるのは、戦前の社会? を思わせる時代錯誤的な現象だと感じます。

 とはいえ、事故当初、4000万人もの人を

 「避難させる」

 のは、現実的に無理だったのは事実。


 私は妻だけでも、と考え、半年近く避難させていましたが、結果的に家庭は崩壊。
 (自分は、こんな事故では効かないほどこれまで被ばくしているので、避難してもしなくても大差ないと考えましたが、当然ですが汚染された水や食品は口にしませんでした。知識も経験も一般人ではないので回避する方法も心得ているのは決定的な状況でした。)


 浜松でさえ、水道水は 「飲めない」 レベルの汚染がありました。
 そして、そうなることも、事故直後には大体予想ができていました。

 小さな子供が、それを気にして口にすることを回避する、という行動は、ちょっと無理でしょう。
 逃げてさえいれば、と考えるのは簡単ですが、それで失うものも大きいのは事実。

 正直、政府対応があまりにもひどすぎたのは事実。 箝口令はずっと敷かれたままです。
 私のように、ノーポストなら、情報発信は可能ですが、当然ですが、社会的な力はほとんどないです。

 もう、仕方の無い事。 せめて次世代に少しでも力のある若者を育てるぐらいしかできないのが、本当の話。

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子供1人に甲状腺がん 福島検査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3271308

 東京電力福島第1原発事故の影響を調べるため福島県が子どもを対象に行っている甲状腺検査で、同県は12日、2巡目の検査で1人ががんと診断されたことを明らかにした。昨年4月からの2巡目の検査でがんが確定したのは初めて。福島市内で同日あった県民健康調査の検討委員会で報告された。

 診断は昨年末現在。約7万5000人の検査結果が判明し、他に7人が「がんの疑い」とされた。8人は事故当時、6〜17歳だった男女としたが、個別の性別や年齢は明らかにしていない。いずれも、1巡目の検査(2011年10月〜昨年12月)で異常がなかった。

 同委員会の星北斗(ほし・ほくと)座長は記者会見で、「原発事故との因果関係はないとは言えないが、『考えにくい』というこれまでの評価を変えるものではない」と述べた。

 1巡目の検査は、当時18歳以下の対象者約37万人のうち約30万人が受け、甲状腺がんが確定したのは86人で、その疑いがあるのは23人だった。2巡目の検査は15年度まで実施する。【小林洋子】

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