mixiユーザー(id:614168)

2015年02月11日01:04

675 view

刃物の町・関を見学する

2月8日(日)

長良川遡行は昨日で終了。
今日は関市の観光をすることにした。
岐阜県関市は「刃物の町」だ。
「西のゾーリンゲン、東のセキ」と言われるぐらいに世界的なナイフのブランドらしい。
去年も一昨年も、秋に刃物祭りで訪れている。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1913958136&owner_id=614168


まずは岐阜のモーニングサービスで朝食。

ホテルの近くの喫茶店「夢元亭」へ行く。
本格的なコーヒー専門店だ。
ウッディーな落ち着いた雰囲気だ。
高価そうなカップが壁一面に並べてある。

ご主人は相撲マニアでもあるらしい。
お相撲さんの写真や手形が、やはり壁一面に貼り付けてある。
フォト

このチグハグさが素晴らしい。

店のイチオシの「冷やしコーヒー」を注文する。
土瓶に入れたホットコーヒーと、コーヒーを凍らせた氷を入れたグラスが出てきた。
熱いコーヒーを、凍ったコーヒーにかけて、アイスコーヒーとしていただく。
解けても薄くなることがないから、美味しく飲める。

モーニングも大きなフレンチトーストが付いてきた。
フォト

中心街の方へ歩いて行く。

最初に入ったのは「関鍛冶伝承館」。
関の伝統工芸である日本刀の展示館だ。

鍛造をするマネキンが迫力があった。
フォト

日本刀の製造過程や、たくさんの実物が展示してあった。

関で作られたナイフも飾ってあった。
フォト
フォト

きれいな模様の鞘があって、すごくに気に入った。
おしゃれなお店の包装紙に使ってもおかしくないようなデザインだ。
フォト


「刃物会館」というショップにも行った。
関の刃物が格安で売っている。
ハサミ、包丁などが売れ筋のようだ。

いらなくなった刃物を回収する箱が置いてあった。
毎年11月に刃物供養というのがあって、そこで供養した跡リサイクルされるらしい。
まだ使えそうな刃物もある。
商ケースの刃物を買うより、回収箱に入っているやつを無料でわけて欲しかった。
フォト

次に「フェザーミュージアム」へ行った。
カミソリの大手製造会社、フェザーの企業博物館だ。
カミソリ関係の展示が充実していた。

年代物のカミソリの他に、ヒゲの歴史、床屋の変遷、最新医療用刃物の解説など。
実物を収集して、丁寧に説明展示してある。
これで入場無料というのが素晴らしい。
フォト
フォト
フォト


パーマネントの機械にぶら下がる首マネキンというのが、程々に不気味でよかった。
フォト

あとそれから、爪を切る少年の石膏像も不思議な感動を呼び起こす。
フォト

昭和天皇に使用された理髪道具というのも珍しい。
フォト

すでにランチの時間になっていた。
商店街へ行ってみるけど、見事にシャッター通りになっている。
あの秋の刃物祭りの喧騒は、一日だけのものだったのか。
フォト

1軒だけ「エベレストカレーハウス」というネパール料理のお店があったので入った。
カレーセットがお値打ちだった。
フォト

関善光寺へ行く。
中部地方に幾つもある善光寺の支店の一つだ。
卍階段といって、卍の形をしたお戒壇めぐりが有名だ。
フォト

暗闇を一周してみた。
通路はどうやら、卍の形じゃなくて、渦巻き形をしている。
渦巻き戒壇が正しい名称だと思う。

関善光寺から上に石段が続いている。
どこに行くのだろうと登ってみた。
やがて道は登山道になる。

どうも関市の真ん中にある安桜山という山の頂上に行くらしい。
標高152メートルで三角点のある頂上に着いた。
カレーハウスでビールを飲んでいたので、ちょっと苦しかった。
フォト

下山して関善光寺へ戻る。
すぐ近くに長良川鉄道の関駅がある。

国鉄時代からの駅舎がそのまま使われている。
懐かしい雰囲気だ。

帰りの列車まで1時間ちょっとある。
待ち時間のあいだに、ザックから酒を出してチビチビと飲み始める。
ほろ酔いになってきたところで列車が到着した。
フォト


長良川沿岸には魅力的な街がたくさんある。
観光ばかりしていて、なかなか先に進まない。
次回は世界文化遺産登録で盛り上がる美濃市へ。
その次は郡上おどりの郡上八幡を観光する予定。
7 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する