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2015年02月08日22:34

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怪しい隣人

かみさんの厄落としに、川崎大師へ行く。雨だというのにすごい人出。
本堂寒い! 松月庵の天丼うまい!

・寄生獣
原作を読んだのはもう15年くらい前かな。ストーリーをざっくりとは覚えているけれど、細かい部分はかなり忘れているので、却って先入観なく見ることができたのかなと。その辺を踏まえて、この映画は原作とオリジナル要素がうまくマッチしていた、なかなかの良作になっていたと思います。ストーリーが駆け足というか、ダイジェスト的になってしまっていたのは否めないのですが、違和感を最低限にうまく繋げていました。
今作のもっとも重要なテーマは「母と子」でしょう。シンイチと母親、田宮良子とその母親、とお腹の子。に関する一連のシーンは、ラストバトルも含めてどれも重要で、深く考えさせるもの。
キャストの演技についても、シンイチ役の染谷将太をはじめとして、皆及第点以上といったところ(原作とのキャラの違いは比較していません)。ただ「貞子3D」で超絶美少女だった橋本愛が、見た目、演技ともやや残念になっていたのと、ミギーの性格はかなりイメージと違ってましたね。シンイチとの関係も非常にフランクなものになってました。逆に秀逸だったのが深津絵里。寄生生物としての超然とした振る舞いと、感じたことのない母性に戸惑う姿は見事。ただ演技力とは別に、田宮があまり有能に見えなかったのは残念。
グロ描写はギリギリ合格点といったところ。PG12じゃこんなものでしょう。
エンディングで流れた「パレード」も賛否両論のようですが、結構好き。


・インシディアス 第2章
完全な続き物なので、前作の鑑賞は必須。前作で残った謎の数々を調査していく、いわば解明編で、前作にあったようなお化け屋敷的なビックリは少なめ、ホラーというよりミステリー要素が強くなってました。
前半、調査すればするほど深まる不可解さと、大きくなっていくジョシュへの疑念が、ラスト15分で一気にほどけていくのは非常に爽快。前作の家での怪奇現象の謎や、無数の霊たちの正体が意外な形で解けたり、ジョシュとダルトンの親子の活躍が前作と対になっていたりと細かい部分で気が利いています。
元凶の霊をボコボコにするというまさかの物理攻撃には笑ってしまいました。スペックスとタッカーのお笑いコンビも相変わらずクソの役にも立たなくていいなあ。
ホラーか?怖いか?と言われるとまったくそんなことはないのですが、とりあえず前作を見たなら絶対に見るべきでしょう。
「赤い顔の悪魔」については…なかったことに。
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