正月も七日 仕事らしい仕事 取り敢えず梅枝切 自分の腰より太いか 寒風強し じっとしていると寒い ゆっくりと鋸挽きをする 汗が出なひ程度の鋸挽き 十分体は温まる
十時半には仕事をやめて おりもよく梅枝は切り終わり 畑に転がっていた他の大木の枝枝を切る 地元の洋服屋というか雑貨店で 母の知人のお見舞いにパジャマを購入 それに個人的に靴下にはらまき これを買って帰れば十一時は半をまわり 無事に昼の準備 七草だが 適当に入れたものが昨日からできていて 要するに七草粥なんて洒落たものではなくて なんも余り物を入れたごった煮 おじやともいふが 雑炊とも称する 隠し味にソースを入れてみる なんとなく不思議な感じ 帰りにブックオフで 母が木造のなんというか 雑貨入れに雑貨置き 100円で購入 わたしはレコードとCD 共にチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトを賈ふ それぞれ違った演奏 後で後述
母の友人は元気だった 一年くらい前は体重32キロ位まで痩せて衰えたが 今は41キロぐらいだという 大分元気になった 一時間ぐらいおしゃべりをして ブックオフで道草 或いは無駄遣ひ 帰ってきて 釜に昆布の似たのしか残っていなひので 大根を最初に焚いたのより薄目に切って 再び枯れ枝を集荷して炊く 15分ぐらいで沸騰 本日はそのまま湯留 明日再び火入れをして出来上がり きっとトロットロだろう 噛まずともとろける食感
今宵一枚目はバッハ グールドバッハ名演集 第六巻 小プレリュードと小フーガ 二枚組なので二枚目は インベンションとシンフォニア 悪い意味で面白みにかけて これが「作品」として 一つの演奏として聴くのはけっこ大変で それをなした人である 真に才能がある人以外は凡庸な作品になる
創元文庫の「もつれ」と 半藤さんの海舟談話に 勝海舟第三巻目 この辺りに蓮丈那智 北森鴻はいいなあ
さて今宵二枚目は 三枚目か 今日買ってきて洗剤で洗って さっきまで乾かしておいたメンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 取り敢えずチャイコフスキーの演奏を聞く 無論買ってきたのはレコードで 字の・フランチェスカッティのヴァイオリンに トマス・シッパーズの指揮 ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏 幾日か前に見た映画 「オーケストラ」だったかな これもこの曲が使われていた そのせいで今月三枚ほど購入 今日買ったCD はスターンの演奏 その前のレコードはグリュミオー 急にチャイコフスキーが増えた わたしの購入した三枚は どれも誰もが進める名盤には届かぬようだが そこまで耳が肥えていなひので十分である
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