衆議院議員選挙ですね、

突然の解散により、この忙しい年末に私達の国は選挙騒ぎに成りました。

世の政治家と言われる方々は、何をお考えに成って居るのやら、トンと解りません。

今の安倍さんが総理大臣に成ってから、あれが斯うなった、此れが斯うなった、と自画自賛しておられますが、世間は以前と比べて余計に悪く成って居る事は否めません。嘘を吐かれているのです。

にも拘らず、マスコミなどの調査では良くなったと言って居ますし、勿論、当の安倍さんは必死に成って自分の功績をガナリ立てています。マスコミも本当の事を言って居ないのです。

その自・公政権に38％以上もの支持が有ると言うのですから驚きです。一説には自民党だけで300を超す議席を獲得するであろう、と言われて居り、我が目と耳を疑います。

此れが日本社会の真実を表して居るのだとすれば、私は全く世の中が見えていない、狭い自分の殻の中に籠った「井の中の蛙」と言う事です。

日本が民主主義で多数決の政治制度を取っている以上、多数の意思に従わざるを得ませんが、我が国の国民はそんなに懸念の無い経済状況であるのでしょうか？

若し自・公政権支持の方々がそうであっても、其れなら今巷に溢れているワーキングプアーや非正規雇用者、生活保護受給鞘などは何を意味するのでしょうか？

そう言う人達を出さぬ様な日本にする事を考えず、今の政治で良いと言う事は、余りのも自分勝手な考えではないのか？

弱者を見殺しにするような国は、長持ちしません。国が亡びる様な事は無いにしても、社会は荒廃し、自立不可能に成ったり、何処かの属国又は植民地に成ってしまうかも知れません。

今ですらその傾向は充分顕われているのですから・・・。