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釧路の整備工場で整備してもらうことになったジープJ44を11月19日土曜日に釧路に運び、そのまま釧路に泊まったが、この週は海がシケたり風が強かったりして1日もシシャモ漁の船が出られず生シシャモを食べることはできなかった。
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年によっては釧路地方のシシャモ漁は11月20日前後に終わってしまうことが多く、もう生シシャモを食べることはできないとあきらめていたが、今年は11月28日金曜日までシシャモの水揚げがあった。
シシャモは1日2回、昼と夕方16時にも水揚げされるから、翌日ならまだまだ鮮度も保たれ刺身でいける。
そこで、2週連続になるが、生シシャモリベンジに11月29日土曜日も釧路に行くことにした。
前週釧路で落ち合って一緒に飲んだ千歳のマイミクさんにも前日「今週は生シシャモあるから明日も釧路に行くけど」と連絡したら同席するとのことで、宿で待ち合わせして一緒に飲みに出た。
今回は、釧路勤務時代によく通っていた釧路フィッシャーマンズワーフMOO2階屋台フロアにある居酒屋「ブぅ〜」へ。
釧路の地酒「福司」の冷酒をちびちびやりながら、まずは何はさておきシシャモの刺身&寿司だ。
刺身や寿司にするシシャモは卵に栄養が取られず脂が回っていて、魚体も比較的大きいオスなのだが、今年のシシャモはずいぶん小さく少々物足りないものの、今年は食べられないとあきらめかけていた生シシャモ、日本酒にも合い旨いなぁ。
握り寿司も旨い、釧路まで来てよかった。
次は干していない生シシャモの塩振り焼き。
生シシャモのオスは全部刺身用に捌いちゃったとのことでメスだけだったが、干していないシシャモは卵がふんわりしており、メスはメスで旨い。
さらに、これもメスだけだが生シシャモの天ぷら。
香ばしくなる塩振り焼きとは異なり、天ぷらはシシャモのエグ味もそのまま味わえ、これはこれでおいしい。
そして、とどめに干しシシャモもオスメス1匹ずつ炙ってもらう(大きい方がオス)。
これは北海道では普通だが、生シシャモとは食感が異なり、違いを確かめながら味わうのはなかなか面白い。
ここまでシシャモだけで5品楽しんだが、「ブぅ〜」でこれだけ堪能すればもう思い残すものもない。
あとは釧路産のハタハタの干したのがあるからサービスしてくれると言うのでお言葉に甘える。
産卵直前のハタハタで、はち切れんばかりのブリコ(卵巣)だ。
最後に軍艦巻きのいくらを2貫食べてお開きに。
酒はできる限りゆっくり飲み、釧路の地酒「福司」と根室の地酒「北の勝」を1本ずつ飲むにとどめたこともあり、これだけ食べて2人で5100円で済んでしまった。
「ブぅ〜」のマスター、いつもありがとう。
釧路ならではの生シシャモで一杯、シーズン最終日にリベンジできて大満足である。
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