短編ストーリー
吸血鬼
漫画原稿はポマトスタジオ検索のこと
主人公の祐介は目が覚めると蚊になっていました。目の前には目を閉じて横になる人間の祐介がいます。
人間の祐介は目が覚めないので心配した家族は病院へ担ぎ込みます。しかし、祐介の意思かは今は蚊に乗り移っているのでなんとかして人間の体に戻らなくてはいけません。
家に帰ってきた家族は意気消沈です、そこへ蚊になった祐介が飛んでいきます。しかし飛び回れば飛び回るほど煙たがられてしまいます。家族は彼を殺すつもりです。
祐介は新聞の文字の上に止まってメッセージを家族に伝えます。家族は半信半疑ながら祐介の魂は蚊に乗り移っていると予測します。
家族は蚊になった祐介を連れて病院へやってきます。蚊に意識があると信じられない医師は家族の話を聞きながらどうするか考えます。そして、蚊に祐介の体を咬ませてみたらどうかと提案する。
さっそく蚊になった祐介は自分の体を咬みます。が、その瞬間蚊は叩き殺されてしまいました。叩き殺したのは人間の祐介であり、家族は目を覚ました祐介を見て喜びました。しかし、祐介の様子が変です。真顔で母親に祐介は言います。「喉が乾いた…血が飲みたい」
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