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1月24日木曜日は、オホーツク出張で網走に泊まった。
オホーツク海には流氷が漂着する季節になり、漁船は流氷が去るまで陸揚げされ、漁はお休みとなり海の魚の水揚げはなくなるから、今回は居酒屋ではなくお気に入りのお好み焼き屋「八点鐘」に飲みに行った。
気さくなマスターは、ボクが12月に廃車を買ってしまったのと同じ三菱ジープJ36に若い頃乗っていたこともあり気が合い、去年の3月以来の訪問だがついこの間会ったような気になる気の置けない店だ。
早速、ハイボールを飲みながらまずは胃壁を保護して悪酔いを防ぐことも狙ってチーズ焼きから始める。
元々お好み焼き屋だから、お好み焼きの生地でチーズを包んで焼いたチーズ焼きは結構いける。
そして、「八点鐘」オリジナルの「ほっけば〜が〜」の具だけをおつまみとして出してもらう。
味付けしたホッケのミンチで、酒の肴としてもおいしい。
そうこうするうち、網走湖で秋に獲れた白魚で作った「じゃこ」を冷凍してあったのをマスターが出してくれた。
何日か経って生で出せなくなった白魚を塩茹でして鉄板で煎って水分を飛ばして「じゃこ」にしてみたんだそうで、ちょっと塩辛いが酒の肴にはそれがかえってちょうどいい。
「なかなかいけるじゃないですか」などと言っていたら「これはどう?」と、今度は天かすと海苔を散らした山芋が出てきた。
お好み焼きにも使う天かすは寿司屋からもらってくるんだそうで、コクがあって悪くない。
「最後に食べるつもりの網走ちゃんぽんが入らなくなったら困るからそんなにあれこれ出してもらわなくていいですよ」と伝えているのに、マスターは気をよくして今度は鮭の腸とセロリの醤油漬を出してくれた。
塩辛やホルモン系が苦手なので「食べるかい?」と聞いてくれれば断るが、好意で出されちゃったら頑張ってありがたくいただくしかない。
丁寧に洗って漬けられており生臭みはなかったから、食べられないことはなかった。
さらに、前任地の新潟では「どんびこ」と呼んでいたが、鮭の心臓の串焼きまで出てきた。
鮭の心臓はまるっきりお肉みたいだから苦手ではなく大丈夫だ。
次々と頼んでいないつまみが出てきて、そろそろ食べておかないと入らなくなりそうで、ここでようやくいちばんの目的の網走焼きちゃんぽんを注文。
網走焼きちゃんぽんについて説明すると長くなって大変だから、正式リリース前に食べたのをこの日記に詳しく書いたからここでは省略するが、ともかく旨い。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1835490384&owner_id=18367645
そして完食。
いろいろ出してくれてもうお腹一杯でこれ以上食えない、ハイボールは何杯飲んだか分からないがずいぶん飲んだが、会計したら3240円だった。
楽しいおいしい網走の夜であった。
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