mixiユーザー(id:1597635)

2013年01月12日14:50

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恐怖の14日?!

あさって14日、ちょっと悲惨な予感がしてきたげっそり……。

気象庁は今のところ、「雨か雪雨」で予報を出している(東京)。
たしかに気温が高いので、雨の可能性もあるが、
降水量がかなり多めなので、罷り間違って雪になれば、
1998年成人式の悪夢再び雪……ということになりかねない。

フォト
東京は「南岸低気圧」と呼ばれる低気圧が、
南海上を東進するときにしばしば雪が降る。

そして、この低気圧が発達すればするほど
大荒れの風雪・大雪となりやすい。


昭和の頃には、爆発的に発達し、
関東に殺人的な暴風雪をもたらす南岸低気圧が
しばしば発生していた衝撃

だが、平成になってからは「アホみたいに発達する」
南岸低気圧が来なくなっている。

なぜかはわからない。。。サーチ(調べる)
理由が明確に解明できたら、
学会で発表できる論文レベルにはなるであろう。


昭和の暴風雪において、
気象マニアの間で伝説となってる事例が以下である。

【1986年3月23日】
南岸低気圧が台風並みに発達。
雷を伴った暴風雪・豪雪となり、
神奈川県や東京多摩地方で80センチ以上の積雪。

【1969年3月12日】
暴風雪。
都心で30センチ、近郊50センチ以上の積雪


このように、猛発達して大暴れする南岸低気圧を
昔は「台湾坊主」と呼んでいた。
(今は放送禁止用語らしい)

※低気圧が台湾付近で発生し、
等圧線の形が坊主をイメージすることから。

本当かどうか知らないが、
「悪戯すると台湾坊主が来るよ」なんて言って、
子どもを脅かす家庭もあったとか……。


なお、昭和の頃のような猛々しさはないが、
平成になってからも、台湾坊主の劣化版のような事例はある。

【1992年2月1日】
降り始めは雨だったが、夕方から雪に変わり、
夜には雷を伴った暴風雪に。
都心で17センチの積雪。千葉に『暴風雪警報』

【1998年1月15日】
歴史に残る、悪夢の成人式。
雷を伴う暴風雪。都心では16センチの積雪だったが、
近郊では30センチ以上の積雪も。

【2001年1月27日】
東京23区で「大雪警報」が出たのはこれが最後。
雷を伴った激しい雪。
都心は9センチだが、郊外では50センチ級の積雪。


千葉県では、1992年2月1日に「暴風雪警報」が出てるが、
東京では「処女警報」だっけ?
東京に出た例が思い出せない……。

ちなみに東京での「処女注意報」は
『融雪注意報』のみである。
※『なだれ注意報』は1998年に多摩西部に発令。

フォト
さて、あさって14日。。。まだブレがあるのだが、
条件が整えば、2001年1月27日以来の
「本物の大雪雪」となる可能性がありそうだ。

今後の状況から、目が離せそうにない。。。


※ちなみに、「昭和の頃には〜」なんて平然と言ってしまいましたが、
自分、小学生のときにすでに平成になってるんですよね(笑)……。
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