先月の26日、タイトルのイベントに行ってきました
と、絵文字を使ったら書き込み全体が文字化けして滅茶苦茶に(汗)
どう成ってるんだmixi。
まずは前日、沼津に侵攻しました。
新東名の沼津SAの下りにまず行ってみます。
真ん中が沼津市街。
沼津SAは高速利用者以外にも、一般道から入れる駐車場があって、地元民がショッピングモールとして利用出来るようにも成っているのです。
SA内、牛タンの「塩や」で、ステーキカレーを注文。
皿の長手方向は40cmくらいあって、凄いボリュームです。
沼津SA名物、まぐろの解体ショー。
食事待ちで解体始めは見られませんでした。
一旦外へ出て、上りSAへ向かいます。
展望台より市街方向を眺めると下りSAが見えます。
そしてこちらでも、まぐろ解体ショー。
夜は港で、シラス丼(桜えび掻揚げ付き)
翌日、会場に到着。
久しぶりの総火演なので、立派な歩道橋とスタンドにビックリ。
最前列からやや後方に誘導され陣取ります。
実は今まで最前列か取材スタンドでしか総火演を見た事がなかったので、ちょっと新鮮な視点です。
本番当日でも、朝の訓練は行われています。
丁度迫撃砲の設置、撤収が行われてました。
続いて96式装輪装甲車が来場。
車載てき弾射撃。
続いて、機動歩兵・・・・じゃなかった、普通科が下車。
普通科による発砲訓練。
装甲車は乗車し易い位置に移動、迅速に撤収が行われます。
次はヘリ部隊が発砲、撤収。
本番開始前に、お土産を物色。
初登場の「10式まんじゅう」を当然のように購入。
朝の訓練で乱れた演習場を、建機を繰り出して本番に間に合うように急速整地中です。
勿論、壊れた標的も復帰されます。
タイヤローラの日避けの上に、何気に9新兵器の中距離多目的誘導弾が見えます。
これらの建機は、ものの本などには「民生機をオリーブドラブ色に塗り替えただけで、市井で見られるのと同じ物」と書かれてますが、よく観察すると随分民間の物とは相違点があるのがわかります。
基本的には兵站使用に耐えられる剛性強化部品の追加、それに静粛性を増す為の動力クローズド化が二本柱のようです。
当然その結果、目に見えない部分で冷却系や吸気系が強化されていると思われます。
車両の走行や、大砲の発砲で砂埃が立ち込めるのを防ぐ為、大量の散水が行われます。
陸自の車両では全然足りないので、民間のリース会社から調達された車両が多数活躍していました。
間もなく総火演本番、稜線に手前から87式自走高射機関砲、74式戦車、その向こうに箱型照準器だけが見えるので90式戦車が潜んでるのがわかります。
陸海空に限らず、自衛隊のイベントには必ずといっていい程登場するオーロラビジョン。
これも車両だけ民間からのリースで、ここでの運用は自衛隊員が行ってますが、海自などは運用スタッフも民間のようです。
こうしたイベントの目的は、所轄省庁大臣や有権者に、ホスト組織が税金をどう使っているのかを具体的に示すのが第一目的なので、こうした分かり易いビジュアルスクリーンの導入は今時は欠かせないですね。
さて、いよいよ本番前段開始。
まずは特科、すなわち大砲を使う部隊の登場です。
が、イベント名物怒号オヤジがよりによって私の真後ろに(汗)
「自分の権利は他人に優先する。他人は自分の権利を全力で保障する義務がある、それが常識」って声高らかに主張するよく居るタイプですね。
なので私は頭を終始オヤジの視線より下げていねば成らず、前方で展開する様子は人の隙間から垣間見れるだけの状態の無理な姿勢を強いられる事に。
大砲の弾着は視線よりやや上なので、何とか見れます。
最後の富士山形の砲弾の炸裂に注目。
うちの研究所でも、人口波浪を合成してアンパンマンの顔を一瞬浮かび上がらせるとかやりますが、こうした実用的で無いショー要素も実際は精密な事が出来る腕前の証明なので、納税者へのアピールには良い手段です。
155mm榴弾砲FH70は、大砲でありながら自前の動力を持っているので、短距離の陣地移動などは牽引車無しで自前で行う事が出来ます。
続いて120mm迫撃砲。
飛翔する砲弾がBマークの右側に写ってますね。
次は、89式装甲戦闘車による79式対舟艇対戦車誘導弾の発射。
砲塔横のミサイルボックスに仰角をかけて・・・
画面中央が発射されたミサイル。
そして発射初公開の中距離多目的誘導弾。
ヘリボン攻撃。
これも隊員による迅速な降下と、作戦後の撤収に注目。
吹き飛ぶ標的。
AH−1S攻撃ヘリによる対戦車ミサイルTOWの発射。
87式自走高射機関砲の射撃。
演習スタイルの都合上、地上の標的を狙ってます。
そして今回の大本命、10式戦車が登場。
私は「写真撮影は狙撃である」とのポリシーがあるので、連写や自動撮影機能はスティール時代から全く使いません。
戦車の発砲は砲口炎が見えるのが格好良いのですが、デジカメのシャッターが下りるタイムラグを計算し、発砲直前を狙ってシャッターを押す為、戦車に関しては格好良い写真はことごとく撮れてません。
私の隣にはマイミクさんの息子さんが居たのですが、大砲の発砲衝撃波が初体験で、案の定ドキモを抜かれておりました。
そして会場からドヨメキが起こった高速スラローム射撃。
写真では何が何だかわかりません(笑)
それにしても10式は形状ばかりか、その機動性もCGIばりで、俄に現実に目の前で展開されてる事とは思えない程でした。
それより何より、その静粛性がまた現実離れした静かさで、聞こえる音も戦車の物とは感じられなく、まさにSFの世界です。
続いて空挺降下。
チヌークから今まさに隊員がダイビングする瞬間。
防衛大臣の前に着地。
これで前段の終了です。
後段はニュースで報道されてたように、島嶼に侵攻した敵に対し反撃、領土を奪還するシナリオで通しで展開されます。
現在の自衛隊は陸海空統合運用が強調されるので、まずはサンダーバード1号のごとく海自のP−3C哨戒機が登場。
B−29に見えるのは心が病んでるのでしょうか。
勿論お次は空自のF−2支援戦闘機が飛来。
強いトレーリングボーテックス(ベイパー)の雲をストレーキから引きながら会場上空を通過。
私のカメラは動く物を撮影するのに向いてないので、飛行機は特に写し辛いのです。
因みに、航空機や車はこのトレーリングボーテックスを引きながらってのは高性能の証でもあるのですが、それは逆に空気抵抗が大である証明でもあるので、鉄道では逆に全く起こらないのが理想です。
船舶は速度が遅いのでこの現象は普通は起こりませんが、ナッチャンWorldが靄の中を全速航行してる時に風下に雲を引くのを目撃した事ならあります。
余談長いよ(笑)
これも初公開のFFRS無人偵察機システム。
OH−1観測ヘリは、得意の高運動性を披露。
「ワルキューレの騎行」はかかってません(笑)
AH−64がチェーンガンで制圧射撃。
ヘリボーン参上!
地上部隊突入に備えて、92式地雷処理車がロケット爆薬を発射し道を切り開く。
シャターのタイミングが早すぎました。
機関砲の発砲もタイミングがシャッターとシンクロしません。
特科大口径砲による支援射撃の着弾。
そしてまたもや10式戦車登場で視界は人の頭で一杯に。
「見たまえクリン君、これが我々の機動部隊だっ!」(CV曽我部和行)
発煙弾で後段は終了。
出演?車両は終了したその場で「擬固」しています。
やっとこさ10式をゆっくり拝見する事が出来ます。
中型の転輪が5個しかないのが見た目のバランスが悪く妙な感じですね。
固まっていた車両群が撤収を開始します。
その旗や幟はどこに隠し持ってたんだ〜(笑)
見てください、観客のこの声援。
ちょっと前までは考えられた光景でしょうか。
教育機関や報道がいくらネガティブキャンペーンを張ろうとも、一般の公共機関が手に負えない事態が発生した時、最後の頼りは自衛隊だという事を、そして彼らは真摯に必要な事をやってのけるのを国民はもはや知っているのです。
展示訓練終了後、ヘリと車両の展示が1時間だけ行われます。
昔は別に常設展示スペースがあったのですが、展示車両数が限られるので、今ではこうした処置に変わったのだと思われます。
まずはヘリが続々と着陸。
そしてまた10式戦車登場!
その小型さにも驚かされますね。
最新装備なので、周囲にはタイガーロープを。
私的に初見で興味がある車両がもう一つ、「NBC偵察車」です。
あとは個人的好みで、施設作業車。
外国でいうコンバットエンジニア・トラクター(戦闘工兵車)ですね。
ズラッと揃った車両群、壮観です。
公開開始ですが、時間が1時間しかないので、先の3両に絞って観察を行いました。
まずはNBC偵察車。
センサーやマジックハンドなど機構配置は先代の化学防護車を踏襲しているものの、車体が延長された分、余裕がある設計に成ってますね。
放射能、毒物、細菌に汚染された地域に踏み込む為、その地区を脱出した時にタイヤなどを洗浄する為の液体噴射ノズルが各所に配置されてますね。
一見、96式装輪装甲車のバリエーションっぽいですが、よく見ると共用部品以外の基本部分は専用設計である事がわかります。
後方監視カメラも、先代は一抱えあったものが、豆粒程の大きさへと技術進歩が見られます。
一方で通信アンテナの格納金具が、スリットにアンテナを引っ掛けるだけの昔ながらの形状なのも面白いです。
10式戦車。
着脱式装甲に発煙弾発射器を内臓するなど、ステレス性すら考慮した形状に感じられました。
砲塔の4方向に付いている矢印のタイル状部品について「何ですか?」と隊員に質問している方が居ましたが、勿論苦笑いするばかりで答えてもらえません(笑)
ヘリの四隅のミリ波警戒受信器を一歩進めて、ドップラー式のアクティブ検知能力も持ち合わせた動体探知機の能力も有ると思うのですが、陸の専門の皆様、いかがでしょうか?
会場を沸かせた走行性能のキモである足回り。
日本お得意の油圧サスは、リアクティブライド化への移行を容易としたと思いますが、あくまで比較論であって、この性能を実現するには相当な技術飛躍と苦労、そして設計の割り切りがあったと思われます。
私が特に注目したのは誘導輪の構成。
センチュリオンのように、車体からかなり前方に突出しています。
また、それを支えるイコライザーは複雑な形状をしており、前方突出と合わせて戦場使用の剛性・信頼性・防御性能に不安を覚えますが、最新の材料工学と優先順位による決定なのでしょうね。
また単純構造でない事は、この機構がフルアクティブではなく、ダンパーを介したセミアクティブである事を思わせます。
起動輪も、米国式のピンかみ合わせを放棄し、トラック内側でかみ合わせるのも走行性能と、トラック脱落防止、そして起動輪軽量化が目的ではないかと思います。
転輪のゴムも扁平率が増し、材質もポリウレタンゴムに変わった印象です。
トラックのピースも、砂型鋳造ではなく、ロストワックス製法っぽいですね。材質自体も特殊合金のようです。
それにしても、Takiさんが日記で掲載されていた戦争末期の簡易鋳造粗悪品から年月を経て、ここまで進化した事は感慨無量ですね。
ただ、矢印部分に明らかな切削加工が見られる事から、まだダメ出しは終っていない進化途上だという事がわかります。
トドメの施設作業車。
私が一番好きな陸自車両「75式装甲ドーザ」の後継車両です。
万能を嫌う陸自ですが、流石に75式はブルドーザーなのに高価過ぎるという事で、施設作業車にはショベルアームが追加されました。
ショベルは普通の中折れ式アームではなく、クレーン車のような伸縮式で、作業性は悪いものの、戦場で高くそびえて目立つ事も無く、油圧パイプ類も露出して弱点と成る事も無いのでこの形式が採用されたものと思われます。
機能部分は日立、車体全体はコマツ製なのも特装トラックみたいで面白いですね。
アームはその構造上、クレーンとしても使え、450kgの吊り上げ能力があります。
展示時間も終りました。
背景では早くも標的復旧が行われ、明日からの通常訓練に備えます。
同時にスタンドも撤収工事開始。
施設科はこれも訓練の一環ですね。
展示ヘリも撤退していきます。
バス待ちの行列の人達を退屈させないように、案内の隊員が面白い事を喋りまくり。
勿論、これも任務です。
御殿場駅への送迎バスには、全て乗車人数が大きく表示され、これも民間人移送の為の訓練の一環ですね。
それにしても、昔と違って何もかも手際の良い事に驚かされます。
御殿場駅は人で溢れかえり、窓口や自販機に近づく事すら出来ません。
眼下をむなしく「あさぎり」が発車。
ようやく駅に入れたものの、国府津方面は列車もホームも人で一杯で、一時間半は待たねば成らない空気です。
ので、小田急経由は諦めて、沼津方面に何とかギリギリで乗車。
三島から新幹線で帰宅しました。
当日現地に行かれた皆様、お疲れさまでした。
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