またまた鉄道ネタです。
東日本大震災により、
不通となったままの6路線区があります。
このうち、
山田線・宮古〜釜石間にBRT導入の提案がなされました。
しかしどうやらBRTにはならないようです。
理由は、
BRT化するにしても、
線路をはがして専用道とする部分が2割程度と低く
(BRT化工事中の気仙沼線は50〜60%)、
路線バスと結局変わらないのでは?という理由です。
また鉄道復旧の確約を求めたのに対し、
JR側からは明確な確約がなかった、というのがその理由だそうです。
これによりBRT案は消えるでしょうが、
そこから先、かなり厳しい状況です。
めでたく鉄道復旧となっても莫大な費用がかかり、
もともと輸送密度も低い路線だったため、
そこまでして復旧させるべきか?という議論が起こるのは必至でしょう。
あるいは第三セクター化、
最悪の場合廃線という可能性も否定できません。
そこまで極端なことにはならないでしょうが、
やはり厳しい情勢であるのは変わらないでしょう。
ちなみに大船渡線の気仙沼〜盛間は、
BRT導入を地元が容認したとの報道があり、
その報道の通りならこちらも取りかかる可能性があるでしょう。
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