24日(土)、25日(日)で和歌山方面へ行ってきた。
24日朝、名古屋を出発。
お昼ごろ三重県尾鷲市に着いた。
○夢古道
三重県立熊野古道センターの隣にある。
古民家を改造したレストランだ。
「お母ちゃんのランチバイキング」というのを食べた。
1200円だ。
名前のとおり、おかんが作った家庭料理のようなのが並んでいた。
コーヒーやデザートもちゃんとある。
なかなか美味しい。
地元の人で満員だった。
わたしも近くにこんなところがあれば毎日でも通うのに。
同じ敷地内に日帰り入浴施設もあった。
こちらは翌日、名古屋へ帰る途中に入った。
海洋深層水を使った、ちょっと変わったお風呂だった。
○花の窟神社
三重県熊野市にある世界遺産の神社だ。
イザナミノミコトのお墓だと伝えられている。
45mの巨大な石灰岩がご神体になっている。
巨岩を下から見上げるとロッククライミングしたくなる。
ホールドがしっかりしているからフリーで登れるだろう。
この神社の見所は、参道にある石灯籠だ。
灯籠の竿柱の部分に寄付した人の名前が刻まれている。
拝殿から2番目の大きなのが「篠田建市」と記されている。
山口組六代目の司忍さんの本名だ。
司忍さんは名古屋の暴力団出身なのに、山口組の組長になった。
郷土の英雄だ。
もう一つ参道よりの灯籠に書いてある名前は「高山清司」。
名古屋の暴力団、弘道会総裁で山口組の若頭だ。
つまり山口組のナンバー1とナンバー2の二人が寄付した石灯籠が並んでいる。
とても貴重なものだ。
なんだかご神体よりもご利益がありそうな、ありがたい気持ちになってくる。
思わず手を合わせて、家内安全を祈願してしまった。
○熊野速玉大社
途中で何度も休憩したりしていたので、和歌山県に入るのが午後3時近くになった。
県境の新宮市にある世界遺産の神社にお参りする。
とはいっても街中にある普通の神社。
いちおう有名な「熊野牛王符」を購入する。
「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」という唄は、この神札に描かれているカラスのことだ。
なんのことかよくわからない人は落語「三枚起請」を聴けばわかる。
○道の駅なち
那智勝浦町に着いた。
もう夕方だ。
今日は「道の駅なち」で車中泊。
ここはJR紀勢線・那智駅の駅前広場をそのまま道の駅にしている。
線路の向こうはすぐに那智の浜だ。
鉄道駅舎の2階には日帰り入浴天然温泉もある。
ということで、ゆっくりお風呂に入り、砂浜を散歩して、車の中で酒を飲んで寝た。
長くなってきたので翌日の行動は次回の日記に書く予定。
(つづく)
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