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2012年03月12日22:39

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関東地方のミイラを中心にした観光の記録

3月8日(木)深夜から11日(日)まで東京方面へ出張だった。
会議や飲み会のあいだの時間で観光をしてきた。
その報告。

○某所のミイラ
関東のある所でミイラを見てきた。

ここに行こうとして本やネットで調べた。
どうしても詳しいことが分からない。
地元の観光協会へ電話したら「ミイラは非公開です」なんて言われる。
連絡先の電話番号にかけてみた。
あっさり「いいですよ!」とのご返事。

案内してくれた奥さんによれば。
家族しかおらず、受け入れ態勢ができていないので宣伝していないそうだ。
ブログなどに書くのもちょっと、ということなので関東の某所にしておく。

ミイラはかなり保存状態がよかった。
皮膚もほとんど残っていて、指も綺麗な形をしていた。
しかもガラス越しじゃなくて直接見られる。

ここは即身仏じゃないけど、ぜひどうぞ。

○赤羽横穴墓群
茨城県日立市の住宅街のようなところに公園がある。
その奥に横穴墓が5つ並んでいる。
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横穴墓というのは古墳時代のお墓だ。
岩に穴を開けて埋葬した。
東海や近畿地方には存在しない。
とくに多いのが関東地方。

この日立市というのは、そこらじゅうに横穴墓があるそうだ。
こんどゆっくり見て回りたい。

○八幡の藪知らず
千葉県市川市の市役所前にある。

古典落語や古い小説などに出てくる有名なところだ。
一度入ったら出ることができないという言い伝えがある。
水戸黄門さまが中に入ったら妖怪が出てきて決闘になったという。

総武線市川駅で降りる。
国道を歩いて行くと、すぐに小さな竹藪があった。
これが八幡の藪知らず、不知八幡の森だ。
2〜30m四方ぐらいの狭い敷地だ。
こんなところで迷うわけがない。
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竹藪は柵で囲ってある。
手入れはされていないが、だれか人が入った跡がある。
チャレンジャーがたくさんいるんだろう。
わたしも入ってみたかった。
でも雨が降っていたからやめた。
服や靴がどろどろになる。

道を隔ててすぐ隣に大きな神社があった。
葛飾八幡宮だ。
たぶんこの神社の禁足地か何かだったのだろう。

○国立科学博物館
上野にある大きな博物館だ。
ここのメインの展示は江戸時代の女の人のミイラとニホンオオカミの剥製。

ミイラは写真撮影禁止なのでニホンオオカミだけ。
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あと新しい展示ではフローレンス島の小型原始人類の復元像がよかった。

○総持寺
横浜市鶴見区にある。
正式名称は曹洞宗大本山総持寺。
日本中の曹洞宗のお寺の元締めだ。
暴力団でいうと山口組本部のようなものだ。
だからめちゃくちゃ大きなお寺だ。

なんでこんな所に行ったかというとミイラがあるから。
しかも珍しいことに中国人の即身仏だ。

でも残念なことに完全非公開。
今後も一般人が見ることはできないだろう。

建物だけでも見ようと思い、お寺の中を見学する。
ミイラがいる常照殿というところは見学コースから外れている。
建物の近くに行くこともできない。

そこで裏手の墓地に回った。
お墓の奥に常照殿が見えた。
赤い屋根のコンクリート造り。
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ここのミイラは石頭希遷といって1000年以上も前の人らしい。
日中戦争の混乱で日本に運ばれてきた。
その後見世物になったり早稲田大学に保管されたりして現在に至る。
今は遠い異国の地で大切にされているのだ。

でもやっぱり何とかして一度見てみたいなあ。

○横浜そごう
マーロウのプリンを買うために30分も並んでしまった。
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