mixiユーザー(id:3223949)

2011年05月11日00:29

26 view

LPレコードのデジタル化

オムニバスCD増産がひと段落して、連休も明けて考える余裕ができ、やりたいことが湯水のように湧いて出てきます。

時間さえあればずっと前からやりたかったことの一つに、「LPレコードのデジタル化」があります。
膨大な枚数のLPの管理には、いつも悩まされてきました。LPは、自分の音楽人生における根本的な源泉として限りなく貴重なものにも関わらず、iPod(iTunes)のように何千曲も収録できて瞬時に検索できるという管理の手軽さを経験してしまうと、聴きたいと思っていても面倒くさくなってしまい、手が遠のいていました。一枚一枚ありがたく聞いていた、昔のリスニング形態に戻りづらいのは否定できません。

もちろんレコードを棄てることなど考えていませんが...そのレコードでしか聴けないアルバムを、外出先などでも気軽に高音質で聞きたいのです。
もしiPod Classicなどの大容量HDD音楽プレーヤーがあれば、可逆圧縮ファイル(圧縮率が少ないが最高音質のファイル)で、良い音質のLPレコードをiPodのような手軽さで聴くことが出来るようです。

しかし、今のところ出費は抑えたいので(地デジ化もあるし...)、とりあえずデジタルデータ化だけ先に進めることにしました。

私がいつも使っている録音用パソコンはWindows7なので、フリーの波形編集ソフトでは録音の信頼性に不安があります。そこで実験として、いつも使っているCubaseLE5に録音し、1曲1曲に切り分けて書き出すということをしてみました。

記念すべき実験第一号は、知る人ぞ知るギタリスト、George Cromartyの「Wind in the Heather」。小さな音と大きな音(ダイナミックレンジ)の差が激しいので、録音には注意が必要なアルバムです。最初の録音品質は96kHzの24bit。1曲1曲に書き出す際、容量を抑えるために44.1kHzの16bit(CD音質)に変換しました。

初めてなので多少要領が悪かったのですが、レベル調整とリミッター設定をしてしまえば、後はまあまあの効率でできるようになりました。ただ、当たり前ながら、録音には等倍速の時間がかかるので、その手間は仕方ありません。

こんな手間をかけてムダなことを...とお思いでしょうが、久しぶりにレコードで音楽を聴く作業なので、やっている本人は結構楽しいのです。暇を見つけて、この作業は続けていきたいと思います。
15 10

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2011年05月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る