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2011年04月29日20:30

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イシモチソウの放任栽培

フォト

和名:イシモチソウ
学名:Drosera peltata

写真のイシモチソウは平成14年に実生から始めたものです。
長い間、イシモチソウ単独で栽培し、休眠期には球根を掘り出していましたが中々巧く行かず、5〜10株の増減を繰り返し、毎年もう芽が出ないのでは無いかと冷や冷やしてました。
しかし、ここ3年ほどは全く植え替えもせず、肥料も与えずで過ごしています。

ある年、近隣の山野草栽培家のお宅を訪ねると、ほったらかしの草ボウボウの鉢からイシモチソウが出ているのを見ました。
話を伺うとイシモチソウを栽培している気はなく、変わり種のススキの一種を育てているとのこと。それが水を欲しがるので水盤に置いているとの事でした。
イシモチソウについてさらに聞くとあんまり記憶がないが多分毎年出てると思うし、そのススキ自体は大昔に山取したとのこと。
場所は私もよく知っている昔はイシモチの大自生地で現在は運動公園に為っているところでした。
とすると20年以上維持されている訳です。

「共存植物によってイシモチソウに適した鉢内環境の維持が出来ている!」
そう直感したので、すぐにその環境を作る実験を始めた結果、現在の様に放任栽培が出来ています。
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