先週の土日の奈良で遊んできた日記の最終回。
3月27日は「遺跡ウォークラリー」というのに参加した。
参加費は無料、橿原考古学博物館へただで入場できる。
それに抽選会があって、わたしは缶酎ハイが当たった。
橿原市八木西口駅近くの今井町で集合。
全部で5キロほど歩いたろうか。
橿原神宮近くの博物館で解散。
途中には観光名所や遺跡の発掘場所、古墳などが連なる。
要所ごとにボランティアガイドさんがいて解説してくれる。
集合場所には遷都くんがいた
今井町の江戸時代からの古い町並
畝傍山を眺めながらハイキング気分
橿原神宮
遺跡発掘現場で学芸員さんの説明を聞く
いちばん良かったのは、初期の天皇たちのお墓を見れたこと。
初代天皇の神武天皇稜
二代目の綏靖天皇稜
三代目の安寧天皇稜
四代目の懿徳天皇稜
4つの天皇陵が橿原市の畝傍山周辺にある。
それぞれのところにもガイドさんがいて説明してくれた。
これらの天皇は実在しなかったと言われている。
「欠史八代」といって初代天皇から八代目ぐらいまでは、後世の人たちが創り上げた架空の人物だ。
だからお墓も確かなものではない。
とくに三代目の安寧さんや四代目の懿徳さんのは、古墳ですらない。
昔の土木工事のときに盛り上がった丘のようなものらしい。
だけど立派に整備されていて、鳥居や石の柵なんかもある。
管理のために宮内庁の職員も常駐しているらしい。
くどいようだけど、神武天皇たちは空想上のキャラクターだ。
ということは
ウルトラマンの墓、ウルトラセブンの墓、ウルトラマンエースの墓、ウルトラマンタロウの墓を国家予算で管理しているのと同じじゃないかなぁ。
わたしは宮内庁の事業仕分けが必要だと思う。
そして早く天皇陵の発掘調査をしてほしい。
国民が望んでいるのは、常に正しい情報だと思うんだけど。。。
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