山種美術館にタイトルの展示を見に行ってきました
http://ukiyoe.exhn.jp/index.html
http://www.yamatane-museum.or.jp/exh/current.html
目的は鳥居清長でしたが、いきなりこの人で展示がはじまりました
最初の展示絵は「仲之町の牡丹」でしたが、この絵の真ん中の二人の着物の柄には日航のマークに成った「鶴丸」があしらわれており、今回の企画展のスポンサーである日航に配慮したものと思われます(考え過ぎ?)
私のお気に入りは「美南見十二候 九月」
http://ukiyoe.exhn.jp/highlight/part1.html
(一番上真ん中)
夜景と反比例曲線的に人物が配列されたバランス感覚など、素晴らしいです
因みに清長の描く美人顔は凄い好みなのです。
流石に9頭身の人間は中々居ないですね。最近日本で活動始めた中国のモデルCikaくらいでしょうか。
清長は、後姿の女性を描く時は、正面とはデフォルメ変えて頬をわざとふっくら描いて柔らかさを強調するのも特徴ですね
人物以外にも興味が尽きないものは沢山あります。
例えば「新吉原江戸町二丁目丁子屋之図」
http://ginjo.fc2web.com/209genroku_onnataiyouden/taiyouden.htm
今日でいうオープンキッチンですが、天井に吹き抜けがおそらくあり、画面右端の上から下がった紐で天板の開閉を行うと想像出来ます。
主役もですが、周辺に細かく描き込まれている物からも目が離せません
清長は、大人も子供も、さらに人形までも同じ頭身で、しかも同じ絵柄で描くので、この点では妙な感じです
勿論これは彼の絵の価値を下げるものではありません。
続いて喜多川歌麿の展示ですが、私はあまり好みじゃないです。
人物の表情には生気が無いし、ポーズもまるでガレージキットのフィギュアの手足の関節をバラバラに切断して角度変えて接着した魔改造のような不自然さが感じられるからです。
次は東洲斎写楽。
私はこの人の絵柄も好みでは無いです。
さらに他の絵師達から。
鳥文斎栄之「茶屋娘見立雁金五人男」
http://ukiyoe.exhn.jp/highlight/part4.html
(上右)
どことなく今日のメイド喫茶の原点を見るような気がします。
同じく栄之の「略三幅対 女三宮 衣通姫 小野小町」
http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/past/nishikie-201010/point.html
(一番下)
顔形、ポーズ、色彩塗り分けのセンス、どれを取っても素晴らしいです
考えてみたら、今日のネコミミの祖先はこの時代の髪飾りにあるのではないでしょうか。
当時の現物は「櫛かんざし美術館」
http://www.sawanoi-sake.com/kushi/
に有るので、こうした展示の前に見て頭に入れておくと理解力が高まります。
来館者の中には海外から来られてる方達も当然居ます。
熱心に見入ってる白人女性が二人
聞いた事が無い言語で話してました。
風貌とアクセントからすると東欧系っぽいです。
そして案の定、有名画の前を占領して関係無い世間話をしてるオバチャン達
ブームに乗り遅れまいとスーパーへ買占めダッシュに走ってるのはこうした人達に違いありません。
美術館のカフェには展示内容に合わせた特別和菓子メニューもあり
http://www.yamatane-museum.or.jp/museumshop/
寄りたかったんですが、あいにく満席。
こうした展示は漫画やアニメ、フィギュアなどの仕事をしている人達は是非見るべきだと思うんですが、必要性を感じてる人は少数派みたいですね。
アニメを4本見て、5本目のアニメを作る。
漫画を4作見て、5作目の漫画を描く。
フィギュアを4体買って、5番目のフィギュアを作る。
なので所詮コピーはオリジナルを超えられません。
売れてるから構わないという論もありますが、それではコピーとオリジナルの売れ行きの差を市場調査して比較したのか?と問えば、答えられる人は居ないと思います。
帰りは東急東横店で開催中の「寺門ジモン厳選 ウマすぎグルメ大集合」に寄ってきました
写真中:イートインでの「ミート矢澤」ハンバーグプレート。
以前ここのハンバーガー食べて凄い美味しかったので、即食い。
写真右:創業1788年、京都の「料亭 鳥彌三」の鳥弁当。
化けの皮が剥がれてしまった「花畑牧場」も出店してるのhがご愛嬌。
オーナーが「出させてくれ」と泣き付いたに違いありません(笑)
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