キンブルへ買出しに行った。
ここは愛知県に4店舗を展開する、大型安売りのお店だ。
中古品やバッタもんがホームセンターのような広さの売り場にぎっしりと並べてある。
mixiにもキンブル・コミュニティというのがあるぐらい地元では有名なところ。
それで買出しに行ってみたら。
売り切れていたのは単一電池ぐらい。
あとの商品は山ほど、しかも激安で並んでいた。
スカートやジーンズは一着50円。
おしゃれな革ジャンなどは1000円ぐらい。
ネクタイは1本40円。
賞味期限が迫った食料品は定価の3分の1ぐらい。
発泡酒はちょっと高くて1本70円だ。
生鮮食料品も一山10円単位だ。
ゴルフのクラブも1本10円から。
バッグも300円だ。
ハーフセットでバッグをつけて1000円以下で揃えられる。
ゴルフってこんな庶民的なスポーツだったっけ??
パターを選んでいる人たちがいた。
どうも予算は100円が上限らしい。
「これはちょっといいやつだけど、400円かぁ! とても手が出ないなぁ。。。」
名古屋はつくづく平和だと思った。
わたしが驚いたのはマスクのコーナー。
壁一面に無数のマスクの箱が積み上げてある。
一箱50個入りで50円だ。
一枚一円!!!
いつだったかインフルエンザが流行してマスクが品不足になったことがある。
たくさんのアホな人たちが買い占めに走ったのだ。
ネットオークションでは一箱1000円とか2000円で売っていた。
マスクの製造会社では不眠不休で働いたんだろう。
その結果、不良在庫が大量に出た。
流れ流れてキンブルで一枚一円で売っている。
このように買い占めというのは製造や流通のシステムをメチャクチャにする。
マスク買い占め騒動でも倒産した企業が出たかもしれない。
自分としては花粉症の時期に安くマスクを買うことができて助かったけど。
たぶんこれから何ヶ月かしたらキンブルで激安カップ麺などが大量に売られることだろう。
いま買い占めをしている人たちは、死んでから地獄に堕ちるといいと思う。
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