募金をした。
もちろん東北関東大震災のためだ。
この事態で「世界遺産募金」に寄付している人などいないだろう。
貯まっていたTポイントを募金に移動した。
どうもあっけなくて募金をしたという実感がない。
それにポイントは200円ぐらいしかなかった。
もうちょっと募金しよう。
でも、どこがいいんだろう。
悪徳募金サギは論外だ。
変なNPOに募金すると、自分たちの事務所の家賃などに使われるかも。
コンビニの募金箱に入れてもいいが、バイトの兄ちゃんのおこづかいになったら困る。
いろいろ調べた。
どうも日本赤十字社というのが良いらしい。
明治時代の西南戦争から始まった組織だ。
かなりの歴史がある。
それだけじゃなくて、いろんなところの募金は大半がここに集まってくる。
たとえばmixiでも「義援金対応ミクコレ・アプリ」というのがある。
アプリを使って義援金を寄付できる。
ここで集まった金はどこへ行くのか。
mixiの人が現金を持って被災地に行くんじゃない。
日本赤十字社へ送金される。
それからお金は直接に被災者へ渡される。
じつはマスコミやコンビニ義援金も、日本赤十字社へ行くのがほとんど。
街中で「お願いしまーす!」と叫んでいる街頭募金もだ。
ちなみに、募金の取りまとめ先としてもう一つ有名なところがある。
ジャパン・プラットフォームというNGOだ。
ここは人命救助や復興支援をするところ。
被災者には渡されない。
どちらがいいかは、それぞれ募金する人が選べばいいだろう。
だから自分が募金するお金がどんなところに行くかは、よく確かめたほうがいい。
「私たちのボランティア活動のために大切に使わせていただきます」というのはダメ。
日本赤十字社へ直接お金を送ることができないか。
調べたら方法があった。
まずここへアクセスする。
↓
http://www.jrc.or.jp/contribute/index.html
震災義援金のページに進んで手続きをする。
ネットショッピングの要領だ。
募金する人の名前も入力する。
「まかみし」という匿名でもいい。
わたしは本名を入力した。
最後に登録番号が出てくる。
銀行のATMから指定の口座へ振込をする。
お金を送る人の名前の欄に、登録番号と名前を入れる。
振込手数料は無料だ。
これで自分のお金を自分の名前で、日本赤十字社へ送ることができた。
せっかくだから、このやり方のほうがいい。
ということで、ちょっとお金に余裕がある人は募金をしてほしいなぁと思う。
これを調べる途中でこんな言葉をみつけた。
つぶやくだけの善より、行動する偽善のほうがいい。
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